解説
ブルックリンに住む労働者階級の、ある黒人一家が直面する悲劇を描く。弱冠19歳のマティ・リッチ監督の製作・脚本・出演も兼ねたデビュー作。エグゼクティヴ・プロデューサーはリンゼイ・ロウとアイラ・ドイッチマン、撮影はジョン・ロズネル、音楽はハロルド・ホイーラーが担当。第7回サンダンス・フィルム・フェスティバル審査員特別賞受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ストレート・アウト・オブ・ブルックリン」のストーリー
ブルックリンに住むデニス(ローレンス・ギリアード・ジュニア)は、仕事がうまくいかず、毎晩大酒を飲んでは母フランキー(アン・D・サンダース)に暴力をふるう父レイ(ジョージ・T・オドム)の姿を見るにつけ、早くこの町を出ようと考えていた。川向こうのマンハッタンに行きさえすれば全てがうまくいくと考え、デニスは友人のラリー(マティ・リッチ)、ケヴィン(マーク・マローン)らと共に、麻薬密売人の金を奪う計画を立てる。恋人のシャーリー(リアナ・E・ドルモンド)にもその計画を打ち明けるが、彼女はそんなことをすれば絶交すると言って中止させようとする。だが、ある日、母が勤め先をクビになっていたことを父が知ることになり、激しく殴られてぐったりしているのを見た時、デニスはついに意を決し、強奪計画を実行する。思いのほかうまくそれに成功するが、友人2人は組織の報復を恐れて手を引いてしまい、その金を見た母もショックで入院してしまう。その病室に妹のキャロリン(バーバラ・サノン)とともに付き添ううち、デニスはもう一度真面目にやり直すことを誓うが、全ては遅すぎた。デニスを探すギャングたちが、病院に向かう父レイを見つけ、射殺してしまう。そして、それを知った母もその日のうちにショック死してしまうのだった。
「ストレート・アウト・オブ・ブルックリン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ストレート・アウト・オブ・ブルックリン」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1991 |
公開年月日 | 1992年11月7日 |
製作会社 | ブラックスNプログレス作品 |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1992年1月下旬号 | グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) ストレート・アウト・オブ・ブルックリン |
1992年11月下旬号 |
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) ストレート・アウト・オブ・ブルックリン 特集 ストレート・アウト・オブ・ブルックリン 作品論 特集 ストレート・アウト・オブ・ブルックリン ドキュメント |
1992年12月上旬号 | 外国映画紹介 ストレート・アウト・オブ・ブルックリン |