解説
山本有三が昭和12(1937)年に『東京・大阪朝日新聞』に連載した小説を田坂具隆が映画化。貧しい境遇に生まれた少年・愛川吾一が丁稚奉公として働きながらも、学業を志して懸命に生きる姿を描く。原作者の当初の構想では、第一部から約50年後を舞台とした第二部を執筆するつもりだったが、戦時下の検閲により中断を余儀なくされる。翌年、掲載誌を雑誌『主婦之友』に変え、改稿した「新篇 路傍の石」を再び第一部から連載したが、これも厳しさを増す検閲のために断筆、未完となった。出演は、吾一役に田坂具隆の前作「真実一路」でデビューした子役・片山明彦、吾一の母役に田坂夫人だった滝花久子。
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ユーザーレビュー
「路傍の石」のストーリー
勉強好きの少年・吾一(片山明彦)は家が貧しく中学に進学できそうにない。やがて父の借金のカタに丁稚奉公に出されてしまう。逆境にありながらも吾一は実直に人生を切り拓いていこうとする。
「路傍の石」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「路傍の石」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1938 |
公開年月日 | 1938年9月21日 |
上映時間 | 130分 |
製作会社 | 日活(多摩川撮影所) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 1:1.33 |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |