さらば、愛の言葉よ
さらばあいのことばよ Goodbye to Language- 上映日
- 2015年1月31日
- 製作国
- フランス
- 制作年
- 2014
- 上映時間
- 69分
- レーティング
- R-15
- ジャンル
- ドラマ
解説
「勝手にしやがれ」「アワーミュージック」のジャン=リュック・ゴダールによる初の3D長編作品。人妻と独身男、一匹の犬が交差しながら、“言葉”が立体的に紡がれていく。撮影は「ゴダール、ソシアリスム」のファブリス・アラーニョ。第67回カンヌ国際映画祭審査員特別賞のほか、本作の重要な役割を演じたゴダールの愛犬ロクシーに“パルムドッグ審査員特別賞”が授与された。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
カンヌで審査員賞取ったり、パルムドールにノミネートされたりしている。いかにもカンヌが好きそうだし、ましてやフランス映画だから贔屓もあるかな。カンヌってカンヌ向きの映画があるよね。河瀨直美なんてカンヌ大好きだからひっきりなしに出しているしね。
閑話休題。うん、ゴダールらしいと言えばゴダールらしい映画だ。ハッキリ言って何を言いたいのかわからない。というか言いたいことはあるのかな。映画は映像の加工、音の加工、編集だ、ということなのか。彼の信者は絶賛するだろうなあ。だけど、映画とは何か、と問えば、映像の編集だけが映画ではないであろう。ドキュメンタリーですらない。かつて動く写真が発明された時は、周りの動く物を撮って、それを見せてお金を取れただろうけど、今はそれではお金は取れない。オーソン・ウェルズはなんで映画を撮ったのか、黒澤明の映画は何か、を問うてみて。確かにゴダールは既存の映画を破壊したが、そこから構築した物は? -
EIGA FAN
「さらば、愛の言葉よ」のストーリー
人妻と独身男が出会う。ふたりは愛し合い、口論し、手を上げる。一匹の犬が町と田舎を彷徨っている。季節はめぐり、男と女は再会。犬は気付くとふたりのもとに落ち着く。他者が個人の中にいて、個人が他者の中にいる。そして登場人物は三人になる。かつての夫が全てを台無しにし、映画の第二幕が始まる。第一幕と同じようで、それでいて同じでない。人類からメタファーへと移り、犬の啼き声と赤ん坊の泣き声で物語は終わる……。
「さらば、愛の言葉よ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「さらば、愛の言葉よ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2015年1月31日 |
上映時間 | 69分 |
製作会社 | Wild Bunch=Canal+=Centre National de la Cinematographie |
配給 | コムストック・グループ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | 1:1.78 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://godard3d.com/ |
コピーライト | (C)2014 Alain Sarde - Wild Bunch |
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