ミニミニ大作戦(1969)
みにみにだいさくせん- 上映日
- 1970年1月15日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 1969
- 上映時間
- 99分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- アクション サスペンス・ミステリー
解説
とてつもないスリルとユーモアの中に現代の亀裂をのぞかせる異色作。監督は「密室」のピーター・コリンソン、トロイ・ケネディ・マーティンが脚本を担当。カメラはチック・ウォーターソン、ロニー・マース、ウォリー・バイヤット、音楽は「失われた男」のクインシー・ジョーンズが担当した。製作は「ナック」のマイケル・ディーリー。出演は「空軍大戦略」のマイケル・ケイン、「夕なぎ」のノエル・カワード、「殺しのビジネス」のラフ・ヴァローネ、「湖愁」のロッサノ・ブラッツィ。その他マーガレット・ブライ、ベニー・ヒル、トニー・ベックリーなど。カラー、パナビジョン。1969年作品。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
キネノートの評価が高かったので観たのだが、観ている間中イライラしていた。こういう映画は、大嫌いな部類の映画だ。この映画はコメディだろうけど、コメディならコメディに振り切れば良いのに、なんか中途半端だし、大体、集めた強盗仲間がアホばかりなのになんで仕事が上手くいくんだろう。
イタリアマフィアが出てくるけど、それの動きもなんか中途半端だし。電子機器に得意な人間を仲間に取り入れたが、途中、警察に痴漢で捕まって、その後、どうしたの?彼女を先にスイスに逃がすが、それでおしまい?伏線があるのかと思ったけど、それらしい物はなく、映画が進んでいく。計画も実行も雑なのに、成功してしまうのが、これも雑。クーパーミニとイタリア警察の追いかけっこが楽しいのだろうけど、歩道を永遠と走るのもいただけないし、何せ追いかけっこが長すぎる。最後逃げおおせるのだが、バスに乗り込むシーンもわざとずらしたり。それまでのカーチェイスであれだけ上手い運転していて、そこだけ下手くそになることないだろう。それに、ヘアピン続きの山道をバスで逃げるのに、途中バンと合流して、なんでバスの方に乗り込むの?バンの方に乗り換えるでしょう。金塊も移し替えて。で、ラストシーンでしょ。何だかなあ。
イギリス版「黄金の七人」をつくりたかったのかな?「黄金の七人」はイタリア映画だもんねえ。
そうそう、イタリア車とイギリス車のカーチェイスでイギリス車が勝ったり、イタリア警察がバカに描かれたり、イタリア人が観たら怒るのでは?自国を舞台にすれば良いのに。
「ミニミニ大作戦(1969)」のストーリー
チャーリー・クローカー(マイケル・ケイン)はケチな泥棒だ。2年の刑を終えた彼は、大泥棒のブリッジャー氏(ノエル・カワード)などに見送られて出所した。シャバに出たチャーリーは、まずローナ(マーガレット・ブライ)を初め、数人の女のコに囲まれて2年間の垢を洗い落とした。そして、ゴキゲンなアストン・マーティンを引き取りに出かけた。車のボンネットの下には、最後の仕事で得た現ナマがかくしてあった。次の仕事は前代未聞の大仕事だ。マフィアに殺されたベッカーマン(ロッサノ・ブラッツィ)の残した仕事で、イタリアのトリノで4百万ドルの金塊をいただこうという寸法。女王陛下のために、中国からイタリアに運びこまれる金塊を。チャーリーは、まだムショにいるブリッジャーの助けを借りて、イギリスで襲撃隊を組織した。コンピューターに強い奴、車の運転に強い奴。一行はセント・バーナード峠でマフィアのリーダー、アルタバーニ(ラフ・ヴァローネ)におどしをかけられたが、何とかトリノにたどりついた。夜のうちに全市を停電させ、交通管制センターのコンピューターのプログラムを混乱させる。やがてトリノ空港に金塊が到着。襲撃隊は、交通マヒに乗じて装甲車から金塊を奪った。そして、イタリア特有のアーケードや広場を利用して、車をブッとばした。トリノ警察もマフィアも、指をくわえているばかり。首尾は上々。ところが、金塊を運ぶバスが断崖で道路からハミ出してしまった。サア大変。金塊の重みでバスはシーソーのように揺れ出した。その時、チャーリーが胸をたたいて言ったのである。「俺にまかせておけ、名案がある」と。(パラマウント配給*1時間41分)
「ミニミニ大作戦(1969)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ミニミニ大作戦(1969)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション サスペンス・ミステリー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1969 |
公開年月日 | 1970年1月15日 |
上映時間 | 99分 |
製作会社 | パラマウント作品 |
配給 | パラマウント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |