東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート

作品をクリップ

東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート

とうきょうおりんぴっくにせんじゅうななとえいかすみがおかあぱーと

上映日: 2021年8月13日
製作国: 日本
制作年: 2020
上映時間: 80分
レーティング: 一般映画
ジャンル: 社会派

- 点

＋評価する

解説

1964年のオリンピック開発の一環として国立競技場に隣接する場所に建てられ、東京2020オリンピックに伴う再開発により取り壊された都営霞ヶ丘アパートの住民たちの最後の生活を記録したドキュメンタリー。五輪ファーストの陰で繰り返される排除の歴史を描く。監督は、ドキュメンタリー作品や美術の映像作品に携わり、本作が劇場作品初監督となる青山真也。音楽をNHK連続テレビ小説『あまちゃん』などを手がけてきた大友良英が手がける。東京ドキュメンタリー映画祭2020 特別賞受賞作品。

映画館で観る配信で観る Blu-ray&
DVDで観る TVで観る

映画館で観る

配信で観る

Blu-ray&DVDで観る

TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

映画・音楽ジャーナリスト

宇野維正

誰かが映像として残さなくてはいけなかった題材を残してくれた。まだ青山近辺が華やかな遊び場だった頃（近年は特に夜になると閑散としていて、まったく別の街に変貌してし... もっと見る
映画評論家

北川れい子

新国立競技場の建設で立ち退きを余儀なくされた都営アパートの住人たち。カメラの前にその生活ぶりを晒す住人の多くはかなり年配の独り暮らしで、中には前回の東京オリンピ... もっと見る
映画文筆系フリーライター

千浦僚

今夏の東京五輪はまぎれもなく重要な問題から目を逸らさせるためのプロパガンダだった。目を逸らさず見なければならないものとは何か。この記録映像もそのひとつだ。脚光を... もっと見る

この作品のレビューを書く

「東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート」のストーリー

1964年のオリンピック開発の一環として国立競技場に隣接する場所に建てられた10棟からなる都営霞ヶ丘アパート。今や住民の平均年齢が65歳以上と高齢化が進み、パートナーに先立たれて単身で暮らす人や身体障害を持つ人など様々な人たちが暮らしていた。団地内には小さな商店があり、足の悪い住民の部屋まで食料を届けるなど、何十年もの間助け合いながら共生してきた。しかし2012年7月、アパートに東京都から移転のお願いが届く。2020東京オリンピックの開催、そして国立競技場の建て替えにより、移転を強いられた公営住宅の2014年から2017年を追う。

「東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート」の映像

「東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート」の写真

「東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート」のスタッフ・キャスト

スタッフ

キャスト		役名

「東京オリンピック２０１７　都営霞ヶ丘アパート」のスペック

基本情報
ジャンル	社会派
製作国	日本
製作年	2020
公開年月日	2021年8月13日
上映時間	80分
配給	アルミード
レイティング	一般映画
アスペクト比	１６：９
カラー/サイズ	カラー
公式サイト	http://www.tokyo2017film.com/
コピーライト	(C)Shinya Aoyama　2020

関連記事一覧
2022年8月下旬号	検証「東京2020オリンピック」第１部オリンピック映画　作品評「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」
2021年9月上旬号	REVIEW　日本映画＆外国映画「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」
2021年8月下旬号	UPCOMING 新作紹介「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」
2021年8月上旬号	試写室「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」