ハイデ・サフィヤリ

ハイデ・サフィヤリの関連作品 / Related Work

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  • 英雄の証明(2021)

    制作年: 2021
    「別離」(12年)、「セールスマン」(17年)で米アカデミー賞外国語映画賞を2度制したイランの巨匠アスガー・ファルハディの最新作。2021年・第74回カンヌ国際映画祭グランプル受賞。服役中の休暇に拾った金貨を着服しなかった男が、SNSやメディアの絶大な力で英雄と持ち上げられていく一方、詐欺ではないかと疑惑の目が向けられるヒューマン・サスペンス。主人公の振れ幅の大きな運命を通して、真実というものの曖昧さや、社会に潜む欲望とエゴを現代的な切り口であぶり出す。借金に苦しむシングル・ファーザーのラヒムを、テニス選手としても活躍するアミル・ジャディディ、ラヒムをペテン師呼ばわりするバーラムを「50人の宣誓」(2019年東京国際映画祭出品)の監督モーセン・タナバンデが演じた。普遍的な倫理観をテーマに、主人公を信じる者、愛する者、慕う者、憎む者、利用する者どもの様々な視線が重なりあう。
  • セールスマン(2016)

    制作年: 2016
    「別離」に続き、本作で2度目のアカデミー外国語映画賞を受賞、第69回カンヌ国際映画祭でも脚本賞と主演男優賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督作。小さな劇団で俳優として活動する夫婦。ある日、妻が自宅で何者かに襲われ、夫は独自に犯人捜しを始める。出演は「別離」のシャハブ・ホセイニ、「彼女が消えた浜辺」のタラネ・アリドゥスティ。
    70
  • 亀も空を飛ぶ

    制作年: 2004
    戦争で荒廃した大地にたくましく生きる子どもたちと、彼らが経験する出来事を、リアリズムと幻想を混在させ力強いタッチで描く。監督は、「酔っぱらった馬の時間」のクルド人監督バフマン・ゴバディ。2004年、ワールドプレミアとなったスペインのサンセバスチャン国際映画祭でグランプリを受賞し、その後も欧州、アジア、北南米各地の映画祭で28に及ぶ賞に輝いている。2005年にはベルリン国際映画祭の青少年審査員部門に招待され、映画祭全作品の中から選出される『平和映画賞』を受賞した。

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