制作年: 2007
過去から現在のカリスマ・サーファーたちの超人的な技術とプライベートから、カリフォルニアのサーフ・カルチャーを描き出すドキュメンタリー。監督は、共にスポーツ番組『Bluetorch TV』出身で、サーフィン・ドキュメンタリー「Singlefin: Yellow」のジェイソン・バッファと、プロ・スケートボーダーのドキュメンタリー「Drive(My Life In Skateboarding)」のマーク・ジェレミアス。カリフォルニアのサーフ・カルチャーを記録する旅は、南から北へと進んでいく。【サンディエゴ】ワールドツアーに長年参戦しランキングでトップに君臨したデヴォン・ハワードは、海のゴミ拾いの重要性を説く。ロングボードの世界チャンピオン、ジョエル・チューダーは、柔術とサーフィンの共通点を語る。【セントラルコースト】クリス、キース、ダンのマロイ3兄弟は、牧場で牛を飼いながら農業を営んでいる。そして仕事を終えると車で海に向かうという、古き良きカリフォルニアの生活を送っている。【オレンジ・カウンティ】若手サーファーでアーティストとしても活動しているアレックス・ノストとタイラー・ウォレンは、過去のサーファーたちから学ぶことに重きを置いていると語る。【マリブ】マリブ・スタイルの継承者ジミー・ガンボアは父の床屋で髪を切ってもらうと、ヴィンテージのボードで海に出る。【サンタバーバラ】3度世界チャンピオンになったトム・カレンと弟のジョーは、伝説のサーファーである父パットの偉大さを誇りに思っている。【サンタクルーズ】デイン・パーリーはカスタムメイドのボードを作っている。彼は、50、60年代に活躍したグレッグ・ノールとの交流を語る。【サウスベイ】タイラー・ハジーキアンはヴィンテージ・ボードのコレクター。彼は改造車に乗って、ある偉大なサーファーの葬儀へと向かう。