制作年: 2006
ベトナムの少数民族モン族の少女を通じて、少女と二人の母親を軸に描いた、女たちの物語。本作で監督デビューを果たしたゴー・クァン・ハーイは、トラン・アン・ユン監督「青いパパイヤの香り」「夏至」などに出演し、その演技力を高く評価されている俳優。パオを演じたのは「夏至」「愛の落日」のドー・ティ・ハーイ・イエン。ベトナムのアカデミー賞と言われるゴールデン・カイト賞では、ハーイ・イエンが最優秀主演女優賞を獲得、育ての母キアを演じたベテラン女優グエン・ニュー・クインが最優秀助演女優賞を受賞したほか、最優秀作品賞、最優秀撮影賞にも輝いた。
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