ユキコ

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  • プルミエール 私たちの出産

    制作年: 2007
    5大陸10カ国の女性たちの出産にカメラが密着したドキュメンタリー。個人的かつ普遍的なテーマを、様々な女性の視点からリアルに描く。出演は120人もの妊婦の中から選ばれた20~40代の女性たち。監督・撮影は「Killer Kid」のジル・ド・メストル。2006年3月29日、皆既日食の日。この特別な1日に新たな命を授かろうとしている女性たちがいた。タンザニアのココヤは10人の妻を持つ夫の5番目の妻で7人目の子供を妊娠中。出産直前まで水を運び続ける。インドのスニータはカースト制には属さずダリットという地位を与えられ、不浄の仕事についている。休息すら許されない極貧生活の中で命がけの出産に挑む。ニジェールの遊牧民トゥアレグ族のマニは、結婚した夫と砂漠の中で暮らしている。マニはサハラ砂漠の上で出産をする。北極圏最後の遊牧民であるロシアのエリザベートは、マイナス50度の極寒の地の病院で出産を予定している。アメリカでは、“フリーバース”を唱えるアーティスト、ヴァネッサが医療介助なしの自宅出産を選ぶ。ベトナムの世界最大産院・ツーズー病院では、1日120人以上もの出産を行っている。大部屋に妊婦たちが横たわり、次々に生まれてくる赤子を看護師が受け取っていく。ブラジルのマシュトンリは、先住民族カヤボ族の女性。身体中にペインティングを施して出産に備えている。メキシコでは、ガビーとピラーが胎児とコミュニケーションができるといわれるイルカと一緒の出産を選んだ。イルカの出す超音波が胎児に良いという。日本の由紀子は、自分もかつてそこで誕生した“お産の家”吉村医院での、日本古来の伝統に倣った自然出産を行う。やがて、夫と娘に見守られる中、由紀子の出産が始まる。フランスに住むダンサーのサンディは妊娠8ヶ月までステージに上がり続けた。その丸々としたお腹が色とりどりのスポットに彩られ、音楽に乗ってくるくると回る……。

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