- キネマ旬報WEB トップ
- ファウザン・ジドニ
ファウザン・ジドニの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
愛を語るときに、語らないこと
制作年: 2013世界の映画祭で絶賛を博す、インドネシアの女性監督モーリー・スルヤの第2作。目の不自由な20歳の少女フィトリの恋と夢を中心に、彼女を取り巻くクラスメイトたちの特別な愛のかたちを優しく見つめている。20歳の盲目の少女フィトリは学校に通い、聴覚障害のエドに想いを寄せている。クラスメイトで近視のディアナは、事故で失明したアンディカが好きだが、アンディカは元カノのガディスが忘れられない…。それぞれハンディキャップを持つ若者たちの青春群像劇。インドネシア映画界は活況を呈しており、TIFF12でも特集「インドネシア・エクスプレス」を組んでその一端を紹介したが、モーリー・スルヤはカミーラ・アンディニ(『鏡は嘘をつかない』)らと並ぶ新鋭女性監督のエースである。2010年の東京フィルメックス ネクスト・マスターズ(現タレント・キャンパス・トーキョー)に参加しているが、長編の上映は今回が初めて。本作は『フィクション』(08)に続く長編2作目である。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品