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ナサニエル・フィンストンの関連作品 / Related Work
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悲愴交響楽
制作年: 1947元ニューヨーク交響楽団の指揮者であったナサニエル・フィンストンとJ・セオドア・リードの共同製作になるチャイコフスキーの伝記映画である。かつて「リリオム」「武器よさらば」等のシナリオを書いたベンジャミン・グレイザーが脚色・監督に当たった。撮影は「街の灯」等チャップリン映画を多く手がけたローランド・トセロー、音楽はナサニエル・フィンストンが自ら指揮し、チャイコフスキーの名曲を集録している。スウェーデンでバーグマンと共演していたフランク・サンドストロームが主役を演じ、「拳銃の町」のオードリー・ロング、「ドリアン・グレイの肖像」のサー・セドリック・ハードウィックが出演している他、ミハイル・ラズムニー、ゲイル・シャーウッド等が助演する1947年度作品。 -
1936年の大放送
制作年: 19351933年の大放送たる「ラジオは笑う」の姉妹編で、「人生は42から」のウォルター・ディレオン、「ミシシッピ」のソランシス・マーティン、「歓呼の嵐」のラルフ・スペンスの3名が協力して書き卸した脚本からジャック・ミンツが台本を作り、「カレッジ・リズム」「恋と胃袋」のノーマン・トーログが監督に当たり、「ボクは芸人」「カレッジ・リズム」レオ・トーヴァーが撮影した。出演者は「カレッジ・リズム」「野性の叫び(1935)」のジャック・オーキー、「花嫁は泣きました」「恋と胃袋」のバーンズ及びアレン組、「カレッジ・リズム」のリダ・ロバーティ、「影無き男(1934)」のヘンリー・ウォズウォース、英国映画界からきたウェンディー・バリー、「愛の隠れ家」のC・ヘンリー・ゴードン等で、ラジオ場面に特技を見せる人々のうち主なる者は、ビング・クロスビー、カルロス・ガルデル、リヒャルト・タウバー、エセル・マーマン、レイ・ノーブル・バンド等である。なお音楽指揮は「ボエロ」のナサニエル・フィンストン、舞踏指揮は「ルムバ」のレロイ・プリンツ、が各々受け持っている。 -
ボレロ
制作年: 1934現代フランス音楽界の奏斗モーリス・ラヴェルの名曲「ボレロ」にヒントを得て作るられた映画で、ルース・ライドノアの原案に基づき「アルセーヌ・ルパン」のケイリー・ウィルソンと「舗道の三人女」のキュベック・グラスモンがストーリーを書き、「滅び行く凱歌」のホレイス・ジャックソンが脚色し、「妾は天使じゃない」「響け応援歌」と同じくウェズリー・ラッグルズが監督、レオ・トーヴァーが撮影した。音楽指揮は「悲愴交響楽」のナサニエル・フィンストンがあたった。主演者は「バワリイ」「舗道」のジョージ・ラフトで、「白い肉体」「鷲と鷹(1933)」のキャロル・ロンバードを始め、ファン・ダンスの創始者として名高い躍り手サリー・ランド、イギリス映画界の花形フランセス・ドレイクが相手役を勤め、「坊やが盗まれた」のウィリアム・フローリー、「妾は天使じゃない」のガートルード・マイケル、レイ・ミランド、グロリア・シー等が助演する。100点