ヤオ・ホングイ ヤオ・ホングイ

ヤオ・ホングイの関連作品 / Related Work

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  • 石門

    制作年: 2022
    第60回台北金馬獎で、日本資本の映画として初の最優秀作品賞に輝いたドラマ。2019年、中国の湖南省。単発の仕事をしながらフライトアテンダントを目指して勉強する20歳のリン。診療所を営む両親が死産の責任を問われる中、妊娠が判明した彼女は……。出演は「卵と石」のヤオ・ホングイ。監督は、初長編「卵と石」がロッテルダム映画祭タイガー・アワードを受賞したホアン・ジーとその夫の大塚竜治。
  • フーリッシュ・バード

    制作年: 2017
    ホアン・ジーと大塚竜治が共同で監督を務めた第1作目の長編。女性の性にまつわる題材の中でも、思春期の少女が経験する「初体験」に焦点が当てられている。2025年の「石門」の日本公開を機に、前作の「卵と石」とともに同時公開。「卵と石」で起用されたヤオ・ホングイが、再び主演を務め、次作の「石門」に至ることとなる。その3作品は彼女の13歳から23歳までの10年間の成長の物語でもあり、中国の現代社会の波に流されることなく、何か先を見据えた強い眼差しが観客を惹きつける。
  • 卵と石

    制作年: 2012
    長編3作目の「石門」が第60回台北金馬獎で作品賞を受賞するなど評価が高まるホアン・ジー監督が、2012年に発表したデビュー作。2012年ロッテルダム国際映画祭でグランプリ(タイガーアワード賞)を受賞した。脚本はホアンと大塚竜治、撮影と編集は大塚が務めている。舞台の村は、実際にホアンが幼少期を過ごした地で、ホアンが8歳の頃に性被害に遭った事実が物語の基となっている。2012年公開当時、 中国においてタブー視され表に出てくることのなかった性虐待の問題を描いた本作は世界に衝撃を与えた。中国で大きな社会問題の一つである、親の都市部への出稼ぎのために親と離れて暮らす「留守児童」の子どもが抱える孤独や、 封建的な価値観が残り女性にとって抑圧的な農村の姿が描き出されている。2013年3月8日より開催の「第8回大阪アジアン映画祭」インディー・フォーラム部門にて上映。2013年11月30日より、東京・オーディトリウム渋谷にて開催の「中国インディペンデント映画祭2013」(主催 中国インディペンデント映画祭実行委員会)にて上映。2025年春、日本にて一般公開。

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