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ムニア・メドゥールの関連作品 / Related Work
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裸足になって
制作年: 2022内戦後のアルジェリアで、大怪我を負ってバレエダンサーになる夢と声を絶たれた女性が、リハビリ施設で出会ったろう者の女性たちにダンスを教えることで、再び生きる情熱を取り戻していく物語。製作総指揮は「コーダ あいのうた」でろう者の俳優として初のアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァー。アルジェリア出身、現在はフランス在住の女性監督ムニア・メドゥールが、長編デビュー作「パピチャ 未来へのランウェイ」のリナ・クードリを再び主演に迎え、故国で手を携えて立ち上がる女性たちの力強さを描いた。主人公のフーリアが手話をモチーフにしたコンテンポラリーダンスを披露し、言語の壁を超えた肉体表現として、どんな台詞よりも雄弁に女性たちの想いを伝える。 -
パピチャ 未来へのランウェイ
制作年: 20191991年に始まったアルジェリア内戦を背景に、イスラム原理主義による女性弾圧を描いた青春ドラマ。ネジュマはファッションデザイナーを目指しているが、イスラム原理主義が台頭し、ヒジャブ着用の強制など横暴が加速。強制に屈しまいとする彼女を悲劇が襲う。タイトルのPAPICHA(パピチャ)とは、アルジェリアのスラングで、愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性を指す。アルジェリアに17歳まで暮らしたムニア・メドゥール監督の経験から、本作が生まれた。第45回セザール賞新人監督賞(ムニア・メドゥール)・有望若手女優賞(リナ・クードリ)受賞。第72回カンヌ国際映画祭・ある視点部門正式出品作品。第92回アカデミー賞国際長編映画賞アルジェリア代表作品。