制作年: 2019
旧東ドイツ出身の映画監督トーマス・ハイゼが、自身の家族が19世紀後半から保管してきた家族の手紙や日記、音声記録を元に一家が歩んだ激動の100年を振り返ったドキュメンタリー大作。ナチスの台頭や第二次世界大戦、東西分裂を乗り越えたその歩みとは。1955年生まれのトーマス・ハイゼは、1970年代後半からドキュメンタリーの制作を開始。だが、80~85年にかけて制作した5作は、体制にとって相応しくないとされ、ベルリンの壁崩壊まで上映が禁止されていた。本作が日米での劇場初公開作品となる。