制作年: 2016
様々な宗派が歴史的に混住するシリア国境に近いレバノン北部を舞台に、あるキリスト教徒の男性を撮ったドキュメンタリー。長く続く宗派間の軋轢やシリア危機により村が変容する中、農家のハイカルはまるで使命であるかのように昔と変わらない暮らしを続ける。監督は、中編ドキュメンタリー「されど、レバノン」で山形国際ドキュメンタリー映画祭2009アジア千波万波奨励賞を受賞したエリアーン・ラヘブ。山形国際ドキュメンタリー映画祭2017アジア千波万波部門上映作品。2023年イスラーム映画祭8上映作品。