制作年: 1920
連続映画界を去ってフォックスの特作品のスターとなったパール・ホワイト嬢の第1回作品で、フランク・パッカード氏原作の同名の小説をロイド・シェルドン氏が脚色し、ハリー・ミラード氏が監督したもの。「奇跡の人」に似て宗教の力によって悪人たちが改心し新生涯に就く経路を描いたものである。『ホワイト嬢はホワイト・モールと渾名された女賊ローダに扮して力強い演技を示している。彼女の今までの連続映画界における豊かな経験はホワイト嬢をして完全な技巧の持主たらしめている。佳い作品である。』とニュース誌は言っている。