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レイチェル・ベラの関連作品 / Related Work
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クルーシブル
制作年: 199717世紀末、米国で実際に起こった魔女狩り裁判を描いた重厚な人間ドラマ。赤狩りといわれた50年代米国のマッカーシズムへの批判として書かれた、米国の劇作家アーサー・ミラーの戯曲『坩堝』を、彼自身の手で映画用に脚色(シモーヌ・シニョレ、イヴ・モンタン主演、レイモン・ルロー監督の「サレムの魔女」に続く2度目の映画化)。監督には『回転木馬』『ミス・サイゴン』『リア王』などの舞台で知られ、映画は「英国万歳!」に続いて2作目となる英国の演出家ニコラス・ハイトナーがあたった。製作はアーサー・ミラーの長男ロバート・A・ミラーと「ステラ」のデイヴィッド・V・ピッカー。撮影は英国のTV界で活躍し、ハイトナーとは前作でも組んだアンドリュー・ダン、音楽は「大地と自由」のジョージ・フェントン、美術は「ストレンジ・デイズ 1999年12月31日」のリリー・キルバート、編集は「ボディガード」のタリク・アンクワール、衣裳は舞台畑でも活躍し、ハイトナーとは舞台も含めて6度目の顔合わせのボブ・クロウリー。主演は「父の祈りを」以来3年ぶりの出演作となるダニエル・デイ=ルイスと、「BOYS」のウィノナ・ライダー。共演は「グレイス・オブ・マイ・ハート」のブルース・デイヴィソン、「クイズ・ショウ」のポール・スコフィールド、「ニクソン」のジョーン・アレン、「エド・ウッド」のジェフリー・ジョーンズ、「ポリス・アカデミー」シリーズのジョージ・ゲインズほか。80点 -
豚が飛ぶとき
制作年: 1993ニューヨーク・インディーズの中心的人物であるジム・ジャームッシュのプロデューサーを務めてきたサラ・ドライヴァーが監督した、幽霊と人間たちのやりとりを描いた心暖まるファンタジー・ドラマ。監督のサラ・ドライヴァーはジム・ジャームッシュの公私ともに良きパートナーで、今回はジャームッシュがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。ドライヴァーは監督として「ユー・アー・ノット・アイ」、「スリープ・ウォーク」などをこれまでに発表している。撮影は「パリ、テキサス」「ダウン・バイ・ロー」のロビー・ミュラー。音楽はパンク・バンド、ザ・クラッシュのヴォーカルとして知られ、その後は「シド・アンド・ナンシー」や「ウォーカー」等の音楽を担当していたジョー・ストラマー。製作を担当しているのは「コックと泥棒、その妻と愛人」等ピーター・グリーナウェイの作品を数多く手がけているキース・カサンダー。脚本はレイ・ドビンズ。出演は音楽界でも活躍してきたマリアンヌ・フェイスフル、カサヴェテス作品でお馴染みのシーモア・カッセル、「プリック・アップ」のアルフレッド・モリーナ、「愛は霧のかなたに」のマギー・オニール。