コイル

コイルの関連作品 / Related Work

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  • BLUE(1993)

    制作年: 1993
    94年2月にエイズで死去した映画作家デレク・ジャーマンの遺作。画家イヴ・クラインに触発されたブルーのみの映像が続く中、青についての随想と詩、そしてジャーマンが入院中に書いたエイズとの闘病についての随想が、ナレーションで語られる。日本公開に当たり、青一色の映像という監督の意図をより尊重した字幕スーパーのないプリントも上映された。製作はジェームズ・マッケイと「ヴィトゲンシュタイン」の浅井隆。音楽は、ジャーマンとは「エドワードII」など4作でもコンビを組んだサイモン・フィッシャー・ターナーで、ブライアン・イーノ、モーマス、ヴィニ・ライリー、ミランダ・セックス・ガーデン、コイルなど全20組のアーティストの曲が挿入されている。ナレーションはジャーマンと、「ヴィトゲンシュタイン」のジョン・クェンティン、「カラヴァッジオ」のナイジェル・テリー、「エドワードII」のティルダ・スウィントン。
  • エンジェリック・カンヴァセーション

    制作年: 1985
    独特の映像と音によって繰り広げられるイメージ・フィルム。「カラヴァッジオ」のデレク・ジャーマンの日本初紹介作品。製作はジェームズ・マッケイ、監督・撮影はデレク・ジャーマン、編集はケリス・ウィン・エヴァンス、ピーター・カートライト、音楽はコイルがそれぞれ担当。出演はポール・レイノルズ、フィリップ・ウィリアムソン、デイヴ・ベイビー、ティモシー・バークほか。廃墟の窓辺に始まり、岩場、洞窟、泉、炎、ホモセクシュアルの男たち、庭園といった映像が次々に映し出される。その映像は動きが静止画像に分解されたストロボ・スタイルで、それは初めに8ミリで撮影され、ビデオ、35ミリへと転換された。それに、ジュディ・デンチによるウィリアム・シェークスピアのソネットの朗読が重なる。日本版字幕なし。