制作年: 1923
ピエール・ブノア氏の小説に基づき、レオンス・ペレ氏とルネ・シャムピニイ氏とが脚色し、「ありし日のナポレオン」を監督したレオンス・ペレ氏が監督した大作品で、主役はコメディー・フランセエズ座付の名女優であり、「犠牲」に出演したユゲット・ブュフロオ夫人と「嘆きのピエロ」「海の人」等出演のジャック・カトラン氏とで、その他にもアンリ・ウウリイ氏、マルシア・カプリ夫人、ジョルジュ・ヴォーティエ氏等が共演して居る。ローテンプールと言う仮想国を背景とした悲劇で、一九二四年度優秀映画をフランスのシネア・シネ誌が投票で募集した時、第一位を克ち得た作品である。無声。