制作年: 1991
かのチョウ・ユンファ、そして今や“アジアNO.1”のスターとなったアンディ・ラウらを輩出したTVB俳優養成所から誕生した、かつての人気5人組アイドル・グループ「五虎將」の面々が再び集い、撮り上げたハードな刑事アクション。主演の5人の刑事たちを演じたのはアンディ・ラウをはじめ、「悲情城市」「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」のトニー・レオン、「酔拳2」のフェリックス・ウォン、本作の製作も兼任しているミウ・キウワイ、「ラスト・ブラッド 修羅を追え」のレオン・カーヤン。そして彼らを窮地に追い込む悪党を演じたのは、本作の演技で香港アカデミー賞(香港電影金像奨)の最優秀助演女優賞にノミネートされたケン・トン。他に助演で「九龍の眼」(86)のアイリーン・ワン、ナム・キット・インらが出演。作品全編をシリアス一色には染めず、前半の各所でアンディ&トニーのコンビによるナンセンス演技の見せ場をつくるなど心憎い演出を見せた監督は、大ヒット作「悪漢探偵」などで知られるエリック・ツァン。脚本は「フル・ブラッド」「暗黒英雄伝」のナム・インと「天若有情」のジェームズ・ユエンの共同。アクション指導は「蒼き狼たち」「欲望の翼」のタン・ウァイ、レオン・シウハン、ユエン・タク、ガリーの4人。主題歌『與狐燭在奔住』を歌うのはもちろんアンディ・ラウである。