名優たちに激賞されてアカデミー賞主演女優賞ノミネート。最低ヒロインが再起を図る「To Leslie トゥ・レスリー」

 

宝くじ当選をきっかけに落ちぶれたシングルマザーの再起を描き、アンドレア・ライズボロー(「オブリビオン」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」)が第95回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた「To Leslie トゥ・レスリー」が、6月23日(金)より角川シネマ有楽町ほかで全国公開。場面写真が到着した。

 

 

アンドレア・ライズボローの演技が、グウィネス・パルトロー、シャーリーズ・セロン、エイミー・アダムス、ジェーン・フォンダ、ローラ・ダーンらに称賛され、ケイト・ウィンスレットは「私の人生で見た中で最も素晴らしい演技のひとつ」とコメント。また、ケイト・ブランシェットは全米批評家協会賞の受賞スピーチで、最も見過ごされている演技賞候補としてアンドレア・ライズボローの名を挙げた。

さらに映画批評サイトRotten Tomatoesでは98%の満足度を獲得(2022/10/11時点)。そうした多方面の支持を得て、単館公開だった映画は注目を高め、賞レースへ躍り出ることとなった。

メガホンを執ったのは『ベター・コール・ソール』『13の理由』『ハウス オブ カード 野望の階段』を手掛け、これが長編映画デビューとなるマイケル・モリス。共演には「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」でアカデミー助演女優賞に輝いたアリソン・ジャネイ、『GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』のマーク・マロン、「猿の惑星」最新作への出演が決まっているオーウェン・ティーグらが名を連ねる。

入魂の演技と物語に心を揺さぶられる注目作だ。

 

Story
テキサス州に暮らすシングルマザーのレスリー(アンドレア・ライズボロー)は、高額の宝くじに当選するも、酒代で数年後には使い果たしてしまう。6年後、行き場を失ったレスリーは、かつての友人ナンシー(アリソン・ジャニー)とダッチ(スティーブン・ルート)を訪ねるが、やはり酒に溺れて呆れられる。そんな中、孤独なモーテル従業員のスウィーニー(マーク・マロン)との出会った彼女は、後悔だらけの過去を見つめ直し、自身に失望した息子のためにも、人生のセカンドチャンスに手を伸ばし始める……。

 

「To Leslie トゥ・レスリー」

監督:マイケル・モリス
出演:アンドレア・ライズボロー、マーク・マロン、オーウェン・ティーグ、アリソン・ジャネイ
配給:KADOKAWA
2022/英語/119分/シネスコ/カラー/5.1ch/原題:To Leslie/日本語字幕:松浦美奈
© 2022 To Leslie Productions, Inc. All rights reserved.

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