「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」、極上プレイの数々を見せる予告編

 

エリック・クラプトンが1990~91年にロイヤル・アルバート・ホールで行った42回の公演より、名パフォーマンスを厳選収録した「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」が、6月9日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷とアップリンク吉祥寺、6月16日(金)より角川シネマ有楽町ほかで全国順次公開。予告編が到着した。

 

 

クラプトンはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、1990年1月18日から2月10日まで18回のライブ・シリーズを実施。4人編成からホーンセクションの入った13人編成、オーケストラとの共演まで趣向を凝らし、記念碑的なものとなる。

そして翌91年2月5日からの公演では、4人編成、ホーンなしの9人編成、敬愛するアルバート・コリンズやバディ・ガイらをゲストに招いたブルース・ナイト、マイケル・ケイメン指揮のロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラを配した夜など、3月9日のフィナーレまで24回もの連続公演を成功させた。

それから約30年、全42公演からベストパフォーマンスを選び抜き、4Kで作り上げたのが本作だ。

収録された全17曲のうち、『いとしのレイラ』をモチーフにしたオーケストラのプロローグを含めると、なんと13曲が初公開。アルコール問題などを抱えつつ試行錯誤した80年代を経て、ステージで繰り広げる吹っ切れたギタープレイは、まさにクラプトンの真骨頂といえる。

なお、クラプトンが1991年に発表したライブ作品『24ナイツ』の決定版『ザ・ディフィニティヴ・24ナイツ』が6月23日に発売されることも決定(完全生産限定のスーパー・デラックス・ボックス・セットは6CD+3Blu-rayに全47曲・約6時間の演奏を収録。ロック/ブルース/オーケストラという演奏形態別の2CD+DVDも同時発売)。併せて期待したい。

 

 

〈劇中楽曲リスト〉
1 前奏
2 Crossroads クロスロード
3 I Shot The Sheriff アイ・ショット・ザ・シェリフ
4 White Room ホワイト・ルーム
5 Knocking on Heaven’s Door 天国への扉
6 Lay Down Sally レイ・ダウン・サリー
7 All Your Love オール・ユア・ラヴ
8 Black Cat Bone ブラック・キャット・ボーン
9 My Time After A While マイ・タイム・アフター・ア・ホワイル
10 Edge of Darkness エッジ・オブ・ダークネス
11 Holy Mother ホリー・マザー
12 Tearing Us Apart ティアリング・アス・アパート
13 Cocaine コカイン
14 Wonderful Tonight ワンダフル・トゥナイト
15 A Remark You made ア・リマーク・ユー・メイド
16 Layla いとしのレイラ
17 Sunshine of Your Love サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ

 

「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」

出演:エリック・クラプトン、マイケル・ケイメン、フィル・コリンズ、アルバート・コリンズ、バディ・ガイ
監督:デヴィッド・バーナード 原題:Eric Clapton - Across 24 Nights
2023年/115分/1.83:1/イギリス/ドルビー・アトモス(対応劇場のみ)/字幕(歌詞全訳):小泉真祐
配給:オンリー・ハーツ
©2023 Bushbranch Studios Ltd
公式URL:http://clapton.onlyhearts.co.jp

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