SNSがポップな狂気を拡散する「#ミトヤマネ」。湯川ひな、稲葉友らが出演。本予告など到着
インフルエンサーが直面するSNS社会の光と影の物語を、玉城ティナ主演 ×「VIDEOPHOBIA」の宮崎大祐監督で描く「#ミトヤマネ」が、8月25日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほかで全国公開される。追加キャストで湯川ひな、稲葉友、筒井真理子、安達祐実が発表され、主題歌アーティストはvalkneeに決定。さらに本予告と本ビジュアルが到着した。
湯川ひなは、インフルエンサーのミト(玉城ティナ)を陰で支える妹のミホを演じる。稲葉友は、ミトの所属事務所のマネージャー役。
valkneeは人気ラッパーで、ソロだけでなく、ギャルサーであるZoomgalsでの活動、アイドルへの歌詞提供も行う。「#ミトヤマネ」では主題歌だけでなく音楽ディレクション全般に関わった。宮崎監督は「こういう、速度があがってしまった時代をどう乗りこなしどう生きるのか、どう不安をごまかせるかという歌を彼女は歌っていて、歌詞が作品と一体化しているし、ミトの心象風景でもあると思った」と語っている。
〈コメント〉
湯川ひな/山根ミホ役
玉城さんの隣で似ても似つかない妹役を演じられたこと、稲葉さんを加えた3人のやり取り、宮崎監督の想像する濃い画に空虚なまま存在し続けること、不思議なお芝居を求められたように感じ、とても楽しかったです。
多言語が飛び交う稀有な撮影環境で生まれ、唯一無二の色で溢れたこの映画をぜひ楽しみにしてください!
稲葉友/田辺キヨシ役
田辺キヨシを演じました稲葉友です。映画の中にSNSの存在が当たり前になった今の日本が詰め込まれていました。そして映像や音楽、構成や見せ方など映画館で体感していただきたい魅力に溢れた作品です。今生きる世界において何が本当で何が嘘なのか、何が事実で何が虚構なのか、その境界線はどこなのか。是非とも映画館まで足をお運びください。
valknee/主題歌・音楽
軽薄で忙しないタイムラインのように、幼稚なコメントが押し寄せるように、この作品は見る側にもじんわりと負荷を掛けてきます。翌日から皆さんのSNSライフは少し違った味わいになるかもしれません。映画音楽を担当するのは初めてのことで、その経験が「#ミトヤマネ」であったことを嬉しく思います。しっくり来ています。エンドロールまで楽しんでいただけたら幸いです。
本予告は、〈ディープフェイクアプリ〉によりミトの顔が増殖していく世の中を紹介。本ビジュアルは、ARカメラアプリ〈SNOW〉のAIアバター機能でミトをクリエイト、その背景を画像生成AI〈Stable Diffusion〉が描いている。リアルと虚構の境界が曖昧化した、ポップな狂気に注目したい。
©︎2023 映画「#ミトヤマネ」製作委員会
配給:エレファントハウス