国家的スキャンダルに立ち向かった女性の実話。イザベル・ユペール主演「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」
- イザベル・ユペール , ピエール・ドゥラドンシャン , アレクサンドリア・マリア・ララ , イヴァン・アタル , グレゴリー・ガドゥボア , ジャン=ポール・サロメ , ジル・コーエン , フランソワ=グザヴィエ・ドゥメゾン , マリナ・フォイス , 私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?
- 2023年07月05日
仏総合原子力企業アレバ(現オラノ)社のCFDT(フランス民主労働組合連盟)代表モーリーン・カーニーが国家的スキャンダルに巻き込まれた衝撃の実話を、イザベル・ユペール主演で映画化し、第79回ヴェネチア国際映画祭で労働・環境人材育成財団賞を受賞した「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」が、10月20日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかで全国順次公開される。
中国との極秘の技術移転契約が5万人以上の雇用を脅かすと知ったモーリーン・カーニーは、内部告発に踏み切り、閣僚や企業トップに捨て身で立ち向かう。そして自宅での襲撃や偽証の強要に屈することなく6年間闘い続け、ついに勝利を掴む──。
監督は「ゴッドマザー」(21)でもユペールと組んだジャン=ポール・サロメ、脚本は「ローズメイカー 奇跡のバラ」(21)のファデット・ドゥルアール、撮影は「1640日の家族」(22)のジュリアン・ハーシュ、音楽は「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(16)のブリュノ・クーレが担当。
社会や組織での女性の立場、権力構造、労働組合、裁判、原子力発電、中国との取引、夫婦関係などさまざまなテーマを射抜いていく注目の社会派サスペンスだ。
「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」
監督:ジャン=ポール・サロメ 脚本:ファデット・ドゥルアール 撮影:ジュリアン・ハーシュ 音楽:ブリュノ・クーレ
出演:イザベル・ユペール、グレゴリー・ガドゥボア、フランソワ=グザヴィエ・ドゥメゾン、ピエール・ドゥラドンシャン、アレクサンドリア・マリア・ララ、ジル・コーエン、マリナ・フォイス、イヴァン・アタル
2022年/フランス・ドイツ/フランス語/121分/ヨーロピアン・ビスタ/カラー/原題:LA SYNDICALISTE/1:2:35/5.1ch
©2022 le Bureau Films-Heimatfilm GmbH + CO KG-France 2 Cinema
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ 配給:オンリーハーツ