ナイツ塙宣之が初監督。舞台にかける芸人に迫る「漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~」

 

漫才協会会長であるナイツ・塙宣之が初監督を務め、テレビやYouTubeなど活動の場が広がった現在にあってなお《舞台》にこだわる芸人たちを追ったドキュメンタリー「漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~」が、2024年春に公開される。

 

 

〈漫才協会〉は、漫才師の育成と広報を目的とする一般社団法人。1955年(昭和30年)に〈漫才研究会〉として設立され、2005年に文部科学省の許可を得て社団法人漫才協会に改称。若き日のビートたけしが修行したことでも有名な浅草フランス座演芸場東洋館(通称:東洋館)を根城に、所属芸人が切磋琢磨している。なお外部理事の高田文夫が、本作に全面協力。

 

〈塙監督の意気込みコメント〉

──映画公開決定に対して

去年から漫才協会の芸人、漫才協会じゃない東京の漫才師の方、結構すごい錚々たる方にインタビューさせていただいて、舞台にかける思いみたいのをずっと撮影していく中で、今年漫才協会の会長になって。非常にこのタイミングがちょうどよくて、漫才協会のPRができる映画が公開できて良かったなと思ってます。

──このタイトルに込めた思いは?

舞台ってなんかすごく不思議な魅力があって、みんな舞台に吸い寄せられてるというか、どんな人でも舞台に立つ、立ち続けるという。そこはなんか聖域なんですよね。本当は『サンクチュアリ』っていうタイトルにしたかったんですけど、ちょっと相撲のやつと被っちゃって。だから『漫才協会 THE MOVIE』に変えたんです。そういう意味では、WBCのドキュメンタリー映画とサンクチュアリを足して2で割ったような映画になってるんじゃないかなと思ってます。

──どんな方々に観ていただきたいですか?

漫才協会ってどういうとこなのか、イマイチ分からない人がいっぱいいらっしゃると思うんですけども、テレビに出ている人ばかりが芸人さんじゃないんですよね。舞台とかそういうところで日々もがいていらっしゃる。決してこの生活がテレビというか、お金の問題じゃないんですよ。心の問題なんですよね。そこに、こだわって。今回このドキュメンタリーを始めるにあたって、大変な事故に遭った師匠にも密着させていただいて、僕自身がすごく感動して。あ、こんな熱い人だったんだというか。そういうところも観ていただいて、元気になってもらいたい、活力にしてもらいたいと思います。

 

「漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~」

監督:塙宣之(ナイツ)
配給:KADOKAWA
企画製作:ミックスゾーン
協力:ニッポン放送、一般社団法人漫才協会、一般社団法人漫才協会 外部理事 高田文夫
宣伝:ミラクルヴォイス

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