社会現象となった「アメリ」がデジタルリマスター版で復活。著名人コメント到着

 

オドレイ・トトゥ主演で空想好きな女の子の不器用な恋の顛末を描き、社会現象を巻き起こした「アメリ」(2001)が、ジャン=ピエール・ジュネ監督自らの監修によりデジタルリマスター化。11月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペースほかで全国順次公開される(ユーロスペースでは初公開時と同じ35mmフィルムでの上映あり)。ポスタービジュアルと著名人コメントが到着した。

 

 

〈コメント〉(敬称略・五十音順)

めまぐるしく変化していく世界から、どんなピースを集めて人生を彩りましょうか。
夢中でいれば、世界がちゃんと運んでくれる、そんな魔法が詰まった映画だと思います。
──青葉市子(音楽家)

「こじらせ女子」なんて言葉がなかった頃の、幸せな個性のこじらせ方。
自信が持てない人でも心の殻を破る勇気がもらえる映画です。
──有賀薫(スープ作家)

誰かの日常を少しだけ幸せにすること。それは彼女にも、とっておきの小さな幸せ。積み重ねた小さな悪戯が、特大の幸せになって彼女のもとにやってくることを願わずにいられない。
──小谷実由(モデル)

アメリを観ると悔しくなる。ふくらむ妄想も幸せなイタズラもアイデアに溢れているから。魔法がなくても日常はファンタジー、それに気づかせてくれるアメリ。大好きです。
──COFFEE BOY(イラストレーター)

大人の毎日は味の薄いスープに似ている。
しかしほんの少しの嘘や工夫をスパイスにとびきり美味しくすることができるのだ。
きっと彼女はそれを誰よりも理解している。
──原田ちあき(イラストレーター/漫画家)

ある意味、最高のフード映画です。
クリームブリュレをスプーンでカチ割るのも、
さくらんぼを耳に掛けてイヤリングにするのも、
フランボワーズを指サックにして食べるのも、
全部アメリに教わりました。
──福田里香(菓子研究家)

小学生の時、奥の部屋のドアに深緑の『アメリ』のポスターが貼ってあった。「魔法使いかな?」と中学生になって映画を見ると、それは手作りの魔法を教えてくれた。パリのオレンジ色の夕方のような。
──真舘晴子(The Wisely Brothers/ミュージシャン)

あの頃の自分に、あの頃のアメリに、もう一度出会える。
その出会いは自分の価値観と可能性を大きく変えてくれた。
また再び、止まらないドキドキを体感したい。
──美波(俳優・アーティスト)

学生時代、理解出来ない自分が悔しく何度も見返した思い出の映画。 私にも私だけの特別な世界があり、それがお仕事に繋がっている事に気づけた時は幸せを感じました。
──安本彩花(アイドルグループ私立恵比寿中学メンバー)

10代の私にとっての『アメリ』はオシャレでキュートな恋の映画でした。
40歳になった私の『アメリ』は切なく深く愛しい人間たちの映画になっていました。
──やまもとりえ(漫画家)

 

Story
風変わりな両親のもとに生まれたアメリは、父の誤解から学校に通えず、空想の世界で一人遊びする子ども時代を過ごした。大人になった今はパリの下町、モンマルトルに一人で暮らしている。恋人や同世代の友達はいなくても、カフェ〈ドゥ・ムーラン〉の個性的な同僚や常連客に囲まれた毎日は居心地がよい。そんな中、アメリのとあるお節介から小さな奇跡が起きる……。

 

「アメリ デジタルリマスター版」

監督・脚本:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
2001年/フランス/フランス語/121分/シネスコ/日本語字幕:齋藤敦子/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
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