「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」監督コメント、歌声にのせた冒頭シーン、エレナちゃんのイラスト到着

 

ウクライナ民謡から生まれた楽曲『キャロル・オブ・ザ・ベル』を支えに、戦時をひたむきに生きる家族を描いた「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)」が、7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかで全国公開。現在もキーウに住むオレシャ・モルグネツ=イサイェンコ監督のコメント動画、『キャロル・オブ・ザ・ベル』が響く冒頭シーン映像、ウクライナ人デザイナーのエレナちゃんによるイラストが到着した。

 

 

「登場人物たちは作中ほとんどの時間を外界から隔絶されていますが、音楽が彼女らをその悲しみから守っているのです」と監督は語る。続く冒頭シーンは、1978年のNY、ある舞台の楽屋で懐かしそうに家族写真を眺める女性にフォーカス。バックに流れるのは『キャロル・オブ・ザ・ベル』だ。

 

 

エレナちゃんのイラストは、劇中の「娘たち」であるウクライナ人のヤロスラワとポーランド人のテレサをイメージ。美しい色使いとキュートな絵柄で、民族共生を祈願する。

 

Story
1939年1月、ウクライナのイバノフランコフスク(当時はポーランド領スタニスワヴフ)で、偶然からウクライナ人、ユダヤ人、ポーランド人の3家族が同じ屋根の下で暮らし始める。まもなく第二次世界大戦が始まり、ソ連軍とドイツ軍が続けて街に侵攻。親から引き離されたポーランド人とユダヤ人の娘たちは、出自を隠し、ウクライナ人の家族となる。やがて運命の悪戯で出会ったドイツ人の子すら、「この子に罪はない」とウクライナ人の母は面倒を見始めるが……。

 

©MINISTRY OF CULTURE AND INFORMATION POLICY OF UKRAINE, 2020 – STEWOPOL SP.Z.O.O., 2020
配給: 彩プロ

▶︎ ウクライナの伝統曲に平和の祈りを込めて。「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」

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