ヴァチカンでローマ教皇に仕えた主席祓魔師のガブリエーレ・アモルト神父(1925年誕-2016年没)。彼の回顧録を基に、壮絶な悪魔祓いの一部始終を描いた「ヴァチカンのエクソシスト」が、7月14日(金)より全国公開される。主演ラッセル・クロウが語る特別映像が到着した。

 

 

「このジャンル(ホラー)にはまったく関わってきませんでした。怖い映画は好きじゃないんです。眠れなくなるから」「私はひどく迷信深いんです。実際、私の周りでも変わった出来事がいくつも起きていました。でも精神のバランスを保って、単なる偶然だと考えるしかない。そうしないと、ちょっと正気を失ってしまいますから」と根っからの“ホラー嫌い”を公言しているラッセル・クロウ。しかし今回、アモルト神父の功績に惹かれた彼は、資料収集ならびにローマを訪れて神父の関係者らに会うなど、入念なリサーチを経て撮影に臨んだという。

 

 

特別映像では「アモルト神父はカトリック教会の暗部をえぐり出す」など興味深いコメントも。エクソシストvs悪魔、そしてヴァチカンの闇をめぐるドラマに注目したい。

 

 

Story
1987年7月。アモルト神父はローマ教皇に依頼され、ある少年を訪ねる。そして、おぞましい姿で、絶対に知りえないアモルトの過去を話す少年を見て、病気ではなく悪魔の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判。修道院の地下に眠る邪悪な魂──。すべてが一つに繋がった時、ヴァチカンの命運を握る凄惨なエクソシズムが始まる。

 

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

▶︎ 実在した神父の悪魔祓いをラッセル・クロウ主演で映画化。「ヴァチカンのエクソシスト」