孤独な少女に訪れた “特別な” 夏休み。ベルリン国際映画祭で受賞した「コット、はじまりの夏」

 

孤独な少女が心優しい夫婦のもとで過ごす夏休みを描き、第72回ベルリン国際映画祭国際ジェネレーション部門(Kplus)グランプリを受賞、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた「コット、はじまりの夏」が、1月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほかで全国公開。ポスタービジュアルと場面写真が到着した。

 

 

1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中でひとり静かに暮らす9歳の少女コットは、夏休みを遠縁のアイリンとその夫ショーンのキンセラ夫婦のもとで過ごすことに。初めは戸惑っていたコットだが、アイリンに髪を梳かしてもらったり、ショーンと一緒に子牛を世話したりと愛情あふれる日々の中で、生きる喜びを芽生えさせる──。

 

 

監督は、ドキュメンタリーを中心に子どもの視点で家族の絆を描いてきたコルム・バレードで、これが初の長編劇映画となる。コット役のキャサリン・クリンチは、史上最年少の12歳でIFTA賞(アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞)主演女優賞に輝いた。希望の物語に心が洗われる。

 

 

「コット、はじまりの夏」

監督・脚本:コルム・バレード プロデューサー:クリオナ・ニ・クルーリー 撮影:ケイト・マッカラ 音楽:スティーブン・レニックス
出演:キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット、キャサリン・クリンチ、マイケル・パトリック
原題:「An Cailín Ciúin」 英題:「The Quiet Girl」 原作:クレア・キーガン「Foster」
2022年/アイルランド/アイルランド語、英語/カラー/スタンダード/5.1ch/95分/字幕:北村広子/後援:駐日アイルランド大使館/G/配給・宣伝:フラッグ
© Inscéal 2022
公式サイト:https://caitmovie.jp

今日は映画何の日?

注目記事