浅野いにおの漫画をアニメ映画化した「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」。主人公の声に幾田りら&あの

 

3年前の8月31日。突如巨大な《母艦》が東京へ舞い降り、世界は終わるかに見えた。その後、絶望は日常に溶け込み、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。女子高生の小山門出(こやまかどで)と中川凰蘭(なかがわおうらん)は、終わらなかった世界で青春時代を通行中──。

『ソラニン』『おやすみプンプン』の浅野いにおがディストピアでの青春を描いたコミック『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』がアニメーション映画化。前章は3月22日(金)、後章は4月19日(金)より全国公開される。このたび主人公二人のボイスキャストを幾田りら&あのが務めることが発表された。

 

 

原作は週刊ビッグコミックスピリッツで2014年より連載され、第66回小学館漫画賞一般向け部門と第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、単行本は昨年全12巻で完結した。

YOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動するシンガーソングライターの幾田りらが演じるのは小山門出。国民的漫画『イソベやん』を愛読し、担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生だ。

アーティスト・anoとしての音楽活動からバラエティ番組出演まで多彩な顔でブレイク中のあのは、“おんたん”こと中川凰蘭役。こちらは門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生。

 

〈コメント〉

幾田りら(小山門出 役)
たくさんファンの方がいらっしゃる作品なので、良い意味でプレッシャーを感じながら、ワクワクしながら挑みました。門出は自分にも少し重なるところがあって、そんな門出を演じながら、大きく世界が変わっていく渦の中で、一番身近で大切な人との時間や会話の愛おしさを改めて強く感じることができました。

あの(中川凰蘭 役)
おんたんは、憎めない愛嬌たっぷりのキャラクターで、でもそこに時折見える、素の表情や感情がたまらなく愛おしかったです。声優を務めるのは初めてですが、浅野先生からは「あのちゃんがやるおんたんそのままでいいから」と言っていただけたので、自分の思うおんたんを全部ぶつける気持ちで演じました。

 

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」

原作:浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督:黒川智之
シリーズ構成・脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督:伊東伸高
美術監督:西村美香
音楽:梅林太郎
アニメーション制作:Production +h.
製作幹事・配給:ギャガ
製作:DeDeDeDe Committee
©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee
公式サイト:dededede.jp

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