全国の学生と映画づくり!映画24区が〈福島浜通りシネマプロジェクト〉を今年も開催

 

映画24区は全国の学生・若者を対象とした映画づくり体験企画〈福島浜通りシネマプロジェクト〉を、昨年に続いて開催。福島県双葉町で2024年1月18日(木)〜21日(日)、3泊4日の合宿スタイルで行う。

 

 

指導にあたるのは映画監督の永田琴(「シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸」『東京ラブストーリー2020』)、市井昌秀(「箱入り息子の恋」「台風家族」)、吉田康弘(「旅立ちの島唄〜十五の春〜」「かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー」)、ならびに撮影監督の鈴木周一郎(「高野豆腐店の春」「わたしのお母さん」)と関将史(「僕らのご飯は明日で待ってる」「サーチライト-遊星散歩」)、録音の石寺健一(「劔岳 点の記」で日本アカデミー賞最優秀録音賞を受賞)といったプロフェッショナルたちだ。

 

左から永田琴監督 市井昌秀監督 吉田康弘監督

 

また、映画24区が手掛ける「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」で助監督経験を積んできた向田優、「魚の目」が田辺・弁慶映画祭でキネマイスター賞を受賞した板野侑衣子(ますだあやこと共同監督)など今後が期待される若手作家も参加。さらに、他の映画人や地元の方々も招待する。

参加する学生・若者たちは、プロのサポートのもとでロケハン、脚本づくり、撮影、編集まで自ら行い、最終日の上映会で完成した短編作品を披露する。プロとアマの垣根を越えた質の高いものづくりを目指し、浜通り地域の魅力発信と映像文化産業の課題改善を掛け合わせた地域発展モデルを検証する場となる。

 

 

〈募集概要〉
対象年齢:16~25歳。性別・経験等は不問
実施期間:2024年1月18日(木)~21日(日)3泊4日
募集人数:12名(予定)
参加費用:30,000円+税
※4日間の宿泊ホテル・食事などはすべて用意される
※JR双葉駅で現地集合・現地解散(交通費のみ各自負担)
申込方法:フォーム(▶︎こちら)より
※締切は12月22日(金)。定員に達し次第終了する場合あり
公式サイト:https://fukushima-cinemaproject.jp/

 

映画24区とは
株式会社キネマ旬報企画が運営する映画レーベル。映画の企画・制作・映画人育成を行う。
これまで山形県鶴岡市を舞台にした地域映画「庄内三部作シリーズ」や、若手映画作家を起用した短編集「21世紀の女の子」の企画製作に参加。2018年に自治体主導の映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズを立ち上げ、現在までに兵庫県加古川市、福岡県田川市、山梨県富士吉田市で製作している。
公式サイト:http://eiga24ku.jp/