終わりなき男女の対決を描いた、ポップでアヴァンギャルドなイタリア製エロティック・スリラー「男女残酷物語/サソリ決戦」(1969)が、6月7日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほかで日本劇場初公開。場面写真と特報映像が到着した。

 

 

主演は「黄金の七人」「女性上位時代」のフィリップ・ルロワと「クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉」「ルチオ・フルチの 恐怖!黒猫」のダグマー・ラッサンダー。ムーディなスコアを手掛けたのは「ベニスの愛」「血みどろの入江」のステルヴィオ・チプリアーニ。

 

 

予告編の終盤、ルロワ演じる主人公が進み入るカラフルな巨大像は、ニキ・ド・サンファルの作品〈ホン〉のレプリカだ。

長らく埋もれていたが、海外でようやく評価の声が上がり始めた本作。その華麗に狂った世界を楽しみたい。

 

「男女残酷物語/サソリ決戦」

監督・脚本:ピエロ・スキヴァザッパ 製作:ジュゼッペ・ザッカリエーロ 撮影:サンテ・アキーリ 美術:フランチェスコ・クッピーニ 衣装:エンリコ・サバティーニ 編集:カルロ・リアリイ 音楽:ステルヴィオ・チプリアーニ
出演:フィリップ・ルロワ、ダグマー・ラッサンダー、ロレンツァ・グェッリエリ、バロ・ソレリ、マリア・クマニ・クアジモド、ミレッラ・パンフィーリ
1969年/イタリア映画/ビスタ/90分/原題:Femina Ridens/英題:The Laughing Woman|The Frightened Woman/映倫区分:G / S-4383
キングレコード提供 アンプラグド配給
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