旅情豊かな鉄道路線の原風景を記録「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」
- 郷愁鉄路~台湾、こころの旅~ , シャオ・ジュイジェン
- 2024年05月22日
台湾南部の鉄道〈南廻線〉。パイナップル畑や海を臨みながら、SLやディーゼル列車がのんびりと走る旅情豊かな路線だったが、2020年に全線で電化されて様変わりした──。ドキュメンタリー監督のシャオ・ジュイジェンが4年を費やし、失われゆく沿線の原風景、鉄道員とその家族、南廻線を愛する人々を記録した「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」が、7月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。ポスタービジュアルと予告編が到着した。
ポスタービジュアルに配された写真は、全線電化により運行中止となった《藍皮(ランピー)》こと普通列車。海を横に見ながら、旅する人々を運ぶ。
映画は劇場公開に先駆け、5月24日に始まる〈新宿東口映画祭 2024〉でも上映。新宿武蔵野館での6月1日14:50の回の上映後には、監督を迎えたトークショーが行われる。こちらも期待したい。
「郷愁鉄路~台湾、こころの旅~」
監督:シャオ・ジュイジェン(簫菊貞)
プロデューサー:チェン・ボーウェン(陳博文)、シェン・イーイン(沈邑頴)
音楽:チェン・ミンジャン(陳明章/陳明章音楽工作有限公司)、シェ・ユンヤー(謝韻雅/MIA)
編集:チェン・ボーウェン(陳博文)、チェン・ユーツォン(陳昱璁)
音響:ドゥ・ドゥーチー(杜篤之)、シェ・チンジュン(謝青㚬)
製作:Pineal Culture Studio(上善醫文化工作室)
2023年/台湾/106分/DCP/原題:南方、寂寞鐵道/英題:On The Train
日本語字幕:樋口裕子/翻訳協力:小田急電鉄株式会社/G
配給:武蔵野エンタテインメント
©Pineal Culture Studio
公式サイト:on-the-train-movie.musashino-k.jp