マイノリティパフォーマー共演の社会派コメディサスペンス「まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』」
2011年に東ちづると繋がるアクティビストが立ち上げ、誰も排除しない《まぜこぜの社会》を目指してエンタメ活動を展開する一般社団法人Get in touch。彼らが制作した映画「まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』」が、10月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。
特性あるプロのパフォーマー集団〈まぜこぜ一座〉。舞台『歌雪姫と七人のこびとーず』を終えて打ち上げをしていたところ、座長の東ちづるの楽屋から悲鳴が聞こえる。座員たちが駆けつけると、そこには首を絞められて息絶えた東の姿があった。
一同が驚く中、エレベーターも携帯電話も使えないその場の状況から「犯人はこの中にいる」と確信したドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダ。義足ダンサーの森田かずよを助手に犯人探しを始めると、座員それぞれの不満が露わとなり、思いがけない展開に……。
座長役の東ちづるをはじめ、出演者はほとんどが本人役。義足、車椅子ユーザー、全盲、ダウン症、聾、ドラァグクィーン、トランスジェンダー、こびとなど特性豊かな出演者が一体となり、本音と疑問、怒りと笑いを炸裂させる。
企画・構成・プロデュースを東ちづる、脚本をドラァグクイーンのエスムラルダが担当。監督はCM、MV、ドラマなどを手掛けてきた齊藤雄基で、これが初長編映画となる。エンディング曲は三ツ矢雄二、山寺宏一、日髙のり子らレジェド声優11人がボランティアで歌唱。アレンジとサウンドプロデュースはYANAGIMANが手掛けた。
美しい言葉も忖度も不要。見せかけのヒューマニズムなどクソ喰らえ。生きていることが表現だ──。そんな思いを伝える社会派コメディサスペンスに注目だ。
東ちづる(俳優・Get in touch代表)コメント
「こびと」が放送自粛用語なのはナゼ?マイノリティパーフォーマーは普段から活躍するチャンスがないのは、ナゼ?30年以上活動していても、このナゼ?はナゾのままです。
ならば、自由な表現ができる映画で、ナゾを面白おかしくエンタメにしよう!と、まぜこぜのスタッフがまぜこぜのキャストと制作しました。ぜひお客さまも「まぜこぜ」で!迷ったら笑ってくださいね!
「まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』」
監督:齊藤雄基
出演:東ちづる、大橋弘枝、ダンプ松本、ドリアン・ロロブリジーダ、桂福点、野澤健、マメ山田、三ツ矢雄二、峰尾紗季、森田かずよ、矢野デイビット、悠以/石井正則、芋洗坂係長、山野海(五十音順)
脚本:エスムラルダ
企画・プロデューサー:東ちづる
制作・提供・配給:一般社団法人 Get in touch
配給協力:ポニーキャニオン
宣伝:Action Inc.
2024年/日本/92 分/カラー/ステレオ
© 2024 一般社団法人 Get in touch
公式サイト:http://www.mazekoze-matsuri.com(9月中旬オープン)
※バリアフリー字幕・音声ガイドアプリ「HELLO! MOVIE」に対応