心の結び目がほどける。ジャンヌ・バリバール主演のラブストーリー「山逢いのホテルで」

 

「バルバラ セーヌの黒いバラ」のジャンヌ・バリバール主演により、思いがけずロマンティックな関係に身を委ねていく女性の姿を描き、第76回カンヌ国際映画祭ACID部門に出品された「山逢いのホテルで」が、11月29日(金)よりシネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。

 

 

スイスアルプスを臨む小さな町で、仕立て屋を営むクローディーヌ。障がいのある息子を一人で育てつつ、毎週火曜日には山間のリゾートホテルで一人旅の男性客を選び、その場限りのアヴァンチュールを楽しんでいた。そんな中である男性と出会い、忘れていた恋心が甦る──。

監督を務めたのは、ファッションデザイナーとして活躍したのち本作で長編デビューしたスイスの新鋭マキシム・ラッパズ。撮影はダルデンヌ兄弟の作品で知られるブノワ・デルヴォーが担当。孤独と優しさ、解放への願いを湛えて切なく揺れるクローディーヌ、その行方を見届けたい。

 

「山逢いのホテルで」

監督・脚本:マキシム・ラッパズ
出演:ジャンヌ・バリバール、トマス・サーバッハー、ピエール=アントワーヌ・デュベ、ヴェロニク・メルムー
2023年/スイス、フランス、ベルギー/フランス語/92分/カラー/1.66:1/5.1ch
原題:Laissez-Moi 字幕:齋藤敦子
後援:在日スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
配給:ミモザフィルムズ
© GoldenEggProduction | Paraíso Production | Fox the Fox 2023
公式サイト:https://mimosafilms.com/letmego/

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