ディアーヌ・キュリス初監督作「ペパーミントソーダ」、少女たちの出来事を追う予告編公開

 

「女ともだち」(1983)や「ア・マン・イン・ラブ」(1987)などで知られるディアーヌ・キュリスが、自身の少女時代をもとに撮り上げた監督デビュー作「ペパーミントソーダ」(1977)が、4K修復版となって12月13日(金)より渋谷 ホワイト シネクイントなどで日本初公開される。予告編が到着した。

 

 

1963年のパリを舞台に、離婚した母のもとで暮らしながらリセに通う姉妹の一年間を描いた本作。1977年のフランス公開時には300万人を動員し、同年のルイ・デリュック賞を受賞、1979年には全米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の外国語映画賞に輝き、「大人は判ってくれない」の少女版とも評された。ウェス・アンダーソン監督のお気に入りとしても知られる。

 

 

キュリス監督と共に脚本を手掛けたのは、のちに「つつましき詐欺師」(1996/日本劇場未公開)でカンヌ映画祭脚本賞を受賞するアラン・ル・アンリ。撮影は「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992)でアカデミー撮影賞を受賞するフィリップ・ルースロ。音楽は来日公演を行ったこともある歌手兼作家のイヴ・シモン。コミカルで瑞々しい思春期ドラマに注目したい。

 

 

「ペパーミントソーダ」4K修復版

監督・脚本:ディアーヌ・キュリス
主演:エレオノール・クラーワイン、オディール・ミシェル
原題:Diabolo menthe 英題:Peppermint Soda
1977年/フランス/1時間41分/カラー
提供:RIPPLE V、3DAP Japan LLC 配給:RIPPLE V
公式サイト:www.ripplev.jp/peppermintsoda/

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