「ムトゥ 踊るマハラジャ」(95)により、第一次インド映画ブームの立役者となったラジニカーント。主演としては3年ぶりの日本公開作となる「ジェイラー(原題:JAILER)」が、2025年2月21日(金)より全国公開されることが決定した。

 

 

ラジニカーントが、行方不明になった警察官である息子を探すため、犯罪組織と戦う元看守・ムトゥを演じた本作。2023年8月に全5言語バージョンが全世界の約7000のスクリーンで封切られ、世界興収65億ルピー(約102億円)を記録し、同年公開のタミル語映画の1位となった。この数字は歴代のタミル語映画の興収としても第2位で、上回るのはラジニカーント自身の過去作「ロボット2.0」だけである。

 

 

Story
チェンナイに住む元警察官のムトゥ・パンディヤンは、妻、息子、その妻、幼い孫とともに静かな毎日を過ごしている。一人息子のアルジュンは、ムトゥに影響され警察官となり、正義感の強さは人一倍。そんなアルジュンをムトゥは誇りにしていた。しかしある日アルジュンは行方不明になってしまい、美術品マフィアを深追いしすぎて消されたのだと噂される。自分がアルジュンに行った厳格な教育が彼を死に至らしめたのかと良心の呵責に苛まれるムトゥは、一民間人として独自に捜査を始める。ヴァルマという男が牛耳るその美術品マフィアとの戦いの中で、現役時代に荒れる刑務所を仕切って“タイガー”の名で怖れられていた元看守〈ジェイラー〉ムトゥの真の姿が明かされていく。

 

「ジェイラー」
監督・脚本:ネルソン・ディリープクマール
撮影:ヴィジャイ・カールティク・カンナン
音楽:アニルド
編集:R・ニルマル
出演:ラジニカーント、シヴァラージクマール、モーハンラール、ジャッキー・シュロフ
タマンナー、ラムヤ・クリシュナ、ヴィナーヤガン、スニール、ヨーギ・バーブ ほか
配給:SPACEBOX
原題:Jailer/2023年/インド/タミル語/168分
© SUN Pictures

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