青春×歌謡=時代を超えて伝える希望のメッセージ - 日活青春映画が、舞台で蘇る!

  • 2020年11月24日

「日活歌謡シリーズ」とは

創業から108年を迎えた日本最古の映画会社・日活。その歴史の中で、絶大な人気を誇り、数多くの観客を動員し、まさに黄金期を代表するのが「日活歌謡映画」です。それは高度経済成長期という時代背景の下、歌謡曲と映画、そして豪華スターとの幸福な結びつきから生まれ、その時代を生きた多くの人々、特に若者へ向けての人生賛歌を高らかに歌いあげた最高のエンタテインメントでした。

銀幕の大スターが演じ、スターが歌う…彼ら若者たちの歌声と生き様は、時代を超えて愛され、また閉塞感が漂う今日においても、希望のメッセージを伝えていくこととなるのではないでしょうか?そんな日活歌謡映画を、結成40年を超えて今なお進化し続ける総合芸術集団「スーパーエキセントリックシアター」が舞台化!

「夜明けのうた」とは

 映画の元となった楽曲は、1964年に岸洋子のシングル(いずみたく作曲、岩谷時子作詞)として発表され、大ヒットを記録し、第6回日本レコード大賞の歌唱賞を受賞。映画「夜明けのうた」は、その楽曲「夜明けのうた」を主題に、日活が1965年に製作・発表した青春歌謡映画。喧騒と頽廃の大都会の二十五時に咲いた純愛と愛欲の花を、後に「南極物語」(1983)で、日本映画界のトップに上り詰めた俊才・藏原惟繕が監督した。人気絶頂のミュージカルスターでありながら、愛の焦燥にもだえる主人公をトップスターの浅丘ルリ子が演じ、失明を予告されている少女(松原智恵子)とその恋人(浜田光夫)との邂逅を通じて、自分が立ち向かうべき道を探っていく姿は、多くの人たちに感動を与え、日活の映画を代表する一本となりました。

  「麻央侑希」宝塚退団後初主演作!

主演の「麻央侑希(まおゆうき)」は、元宝塚歌劇団星組の男役スター。2019年に退団し、本作が退団後の初主演作品となります。その燦然と輝く圧倒的な存在感で、ミュージカルスター緑川典子役を演じ切ります。

「中村麗乃(乃木坂46)」のフレッシュな演技に注目!

田舎からやってきた純情可憐な少女千加子役には、ミュージカルをはじめ多くの舞台で活躍する中村麗乃を抜擢。

2.5次元舞台で活躍する「木津つばさ」

舞台『刀剣乱舞』をはじめ数多くの2.5次元舞台で活躍する木津つばさが、純真でまっすぐな青年・利夫役を務めます。

舞台版オリジナルキャストに「市川美織」

物語となる1965年と2021年を結ぶ大切な語り部、明子役に市川美織(元AKB48・NMB48)を迎え、舞台としての新しいアプローチを魅せます。

物語

1965年(昭和40年)東京オリンピックを成功させ、高度経済成長期真っ只中の日本。

人気女優の典子(麻央侑希)は、ミュージカルの主演やTV出演と華やかで多忙な日々を送る一方、妻子ある作曲家の愛人・野上(敦士)との密会に空しさを覚えるようになっていた。

そんな典子に新作舞台「夜明けのうた」の台本が届く。それは典子自身の私生活を赤裸々に綴った物語だった。典子は激怒し、出演を断る。

気晴らしにドライブに出かけた典子は、パーキングエリアでヒッチハイクをしている少年・利夫(木津つばさ)と少女・千加子(中村麗乃)に出会う。

公演概要

タイトル :舞台 夜明けのうた

原作 :映画「夜明けのうた」©日活株式会社

監督:藏原惟繕/脚本:山田信夫

脚本 :鈴木哲也

演出 :大関真(スーパーエキセントリックシアター)

主題歌 :「夜明けのうた」(作曲:いずみたく、作詞:岩谷時子)

制作 :スーパーエキセントリックシアター

プロデューサー :小林諸生(スーパーエキセントリックシアター)、本田好明(ABCライツビジネス)

エグゼクティブプロデューサー :大関真(スーパーエキセントリックシアター)

出 演 : 麻央侑希 / 中村麗乃(AKB46) / 木津つばさ / 市川美織 / 敦士 / 川崎麻世 / 富永勇也 / 森脇和成 /小沼翔太 / 川崎麻世(特別出演)

会 場 :

渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21

企画・制作 :舞台「夜明けのうた」製作委員会(SET/ABCライツビジネス)

制作協力 :ボルテージ

著作権表記 :©日活 ©舞台「夜明けのうた」製作委員会

公式サイト :https://yoakenouta-stage.com/

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