ハリウッド映画に織り込まれた同性愛の表現とは?「セルロイド・クローゼット」がデジタルリマスター版で公開

 

ハリウッド映画で同性愛がどのように描かれてきたのかを、映画草創期から1994年までの120作品、ならびにトム・ハンクスやシャーリー・マクレーン、ハーヴェイ・ファイアスタインら俳優、監督、プロデューサーのインタビューを通して解き明かしたドキュメンタリー「セルロイド・クローゼット」(1995)が、デジタルリマスター版で6月14日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開される。場面写真が到着した。

 

 

原作はゲイの活動家であるヴィト・ルッソの同名著書で、監督は「ハーヴェイ・ミルク」のロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマン。映画は1996年にサンダンス映画祭で表現の自由賞、ベルリン国際映画祭でテディ賞最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した。タブーだった“クローゼット”を開け、アメリカの文化や政治の潮流とともに、同性愛者たちの困難および同性愛の表現をめぐる創意工夫を紐解いた話題作だ。

 

 

「セルロイド・クローゼット デジタル・リマスター版」

原作:ヴィト・ルッソ「The Celluloid Closet」
監督:ロブ・エプスタイン&ジェフリー・フリードマン
出演:トム・ハンクス、ウーピー・ゴールドバーグ、ハーヴェイ・ファイアスタイン、ゴア・ヴィダル、シャーリー・マクレーン、スーザン・サランドン
1995年/アメリカ/カラー/102分
日本版字幕:関美冬 宣伝デザイン:日用
配給:パンドラ
公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/celluloid/

今日は映画何の日?

注目記事