キネマ旬報 ベスト・テン Awards

現在まで続いている映画雑誌として、最も長い歴史を誇る『キネマ旬報』が選出する映画賞。映画評論家を中心に、映画を数多く鑑賞する100名以上の選者による最も中立的で信頼に足る映画賞との評価を得ている。

第一回は当時の編集同人の投票集計により、1924年度の“芸術的に最も優れた映画”と“娯楽的に最も優れた映画”の2部門のベスト・テンを選出したのがはじまり。戦争による中断を経て、アカデミー賞より一回多い歴史がある。

受賞者に手渡される現在のトロフィーは、「乱」でアカデミー賞衣裳デザイン賞を獲得したワダエミさんによるデザイン。受賞者の方の発想力、技術力、表現力を以て完全にしてほしいという思いから、頭と手の部分がないデザインとなっている。彫像部分ステンレス製、金メッキ仕上げ。台座部分真鍮製、黒錫メッキ、高さ33.5cm、重さ約4kg。

開催年度 開催回数 作品
2023
97

日本映画:せかいのおきく
外国映画:TAR/ター

2022
96

日本映画:ケイコ 目を澄ませて
外国映画:リコリス・ピザ

2021
95

日本映画:ドライブ・マイ・カー
外国映画:ノマドランド

2020
94
2019
93

日本映画:火口のふたり
外国映画:ジョーカー

2018
92

日本映画:万引き家族
外国映画:スリー・ビルボード

 

 

※以降、更新中