解説
直木賞作家・白石一文による同名恋愛小説を、「共喰い」はじめ数々の脚本を手がけ「この国の空」などでメガホンを取る荒井晴彦が映画化。挙式を控え、直子は昔の恋人・賢治と数年ぶりに再会。過去が鮮やかに蘇り、ふたりは抑えきれない衝動に身を委ねていく。物語の舞台を福岡から秋田に移しており、全編秋田でロケを敢行。作中に登場するモノクロームの写真は、写真家・野村佐紀子が手がけた。主演は「きみの鳥はうたえる」の柄本佑と、「彼女の人生は間違いじゃない」の瀧内公美。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「火口のふたり」のストーリー
直子(瀧内公美)は挙式まであと10日となる中、故郷の秋田に帰省したかつての恋人・賢治(柄本佑)と数年ぶりに再会。新生活に向け片付けていた荷物から、直子は1冊のアルバムを取り出す。そこには、一糸纏わぬふたりの姿が写ったモノクロームの写真が収められていた。ただ欲望のままに生きていた青春の日々が蘇り、直子の婚約者が戻るまでの5日間、抗いがたい欲動に身を委ねていく。
「火口のふたり」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「火口のふたり」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス エロス ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年8月23日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | 「火口のふたり」製作委員会 (制作プロダクション:ステューディオスリー/企画協力:河出書房新社) |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | R-18 |
公式サイト | http://kakounofutari-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2019「火口のふたり」製作委員会 |
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