ムック|イ・サンの夢見た世界 正祖の政治と哲学 下
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韓国ドラマ『イ・サン』が100倍おもしろくなる!
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表紙・巻頭特集
定価 | 1900円+税 | ページ数 | 320 |
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刊行 | キネマ旬報社 | 発行日 | 2011年12月上旬 |
判型 | A5判 | ISBN | 978-4-87376-383-5 |
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韓国ドラマ『イ・サン』が100倍おもしろくなる!
内容 / Detail
韓国ドラマ『イ・サン』の主人公、朝鮮王朝第22代王・正祖の実像に迫り、
正祖がめざした政治と哲学、朝鮮時代中期の社会までを活写した歴史ドキュメント書。
膨大な一次史料を基に歴史に埋もれた物語を再構成し、「大衆歴史書」を開拓したことで、
“韓国の司馬遷”と評される李徳一が、悲劇から生まれた王・正祖がいかにして名君になったのかを解き明かす。
2008年に韓国で大ベスト・セラーとなった本書を、一橋大学大学院の権容?准教授が翻訳。
ドラマ『イ・サン』のファンであれば、さらに深くイ・サンの本当の姿を知ることができ、
また、過去を振り返ることなく未来へと歩みを進めた「改革君主」としての一面や、
理と愛をもって民衆を導いた姿からは、優れたリーダーとしての在り方、前へ前へと生きることの意味など、
多くのことを学ぶことができるだろう。
●下巻は、奎章閣の官員が記録した正祖の語録を収録。
著者紹介
1961年韓国忠清南道道生まれ。崇実大学大学院史学科卒業、博士号取得。
現在、ハンガラム歴史文化研究所所長。韓国での著作に『党争から見た朝鮮の歴史』
『宋時烈と彼らの国』『丁若鏞とその兄弟1・2』『韓国史の謎1-3』 『世の中を変えた女性たち』など多数。
『朝鮮王毒殺事件1・2』は30万部以上を発行するなど、いずれもベスト・セラーとなっている。
訳者紹介
1970年韓国ソウル生まれ。一橋大学大学院法学研究科准教授。
専門は東アジア国際関係史だが、韓日英で暮らした経験をもとに、幅広く執筆。
日韓のポップカルチャーやサッカーにも詳しい。2004年より『ニューズウィーク日本版』にコラムを連載中。
最近の著書に『韓流と日流―文化から読み解く日韓新時代』(NHKブックス)など。
<詳しい内容>
朝鮮王朝第22代・正祖は、父の思悼世子が祖父の英祖によって米びつに閉じ込められて殺されるという
悲惨な事件を経て生まれた王である。
しかし、忌まわしい過去にひきずられることなく、常に未来に向かい、民衆のための政治をめざして抜本的政治改革を実施した。
先王・英祖の死と正祖の即位、外戚一族との戦い、生涯の敵である貞純王妃(英祖の正室)との確執、
忠臣ホン・グギョンの盛衰、実学者チョン・ヤギョンたちとの出会いなど、
正祖をとりまく人々の姿も生き生きと描かれる。
また、官僚の教育と育成、商業や流通、科学技術発展の推進、そして長年の夢であった華城築城と謎多き突然の死、
正祖亡き後の民衆たちの反乱までを詳細に追い、その高度な政治的手腕、高潔な生き様を浮き彫りにしている。
<下巻目次>
第十一章 文体反正
第十二章 蔡済恭と金縢之詞の秘密
第十三章 華城の夢
第十四章 未来への道
第十五章 王の家族
第十六章 哲人君主の一日
第十七章 伍晦筵教と疑惑の死
第十八章 反動
正祖語録/訳者あとがき/主要索引
正祖がめざした政治と哲学、朝鮮時代中期の社会までを活写した歴史ドキュメント書。
膨大な一次史料を基に歴史に埋もれた物語を再構成し、「大衆歴史書」を開拓したことで、
“韓国の司馬遷”と評される李徳一が、悲劇から生まれた王・正祖がいかにして名君になったのかを解き明かす。
2008年に韓国で大ベスト・セラーとなった本書を、一橋大学大学院の権容?准教授が翻訳。
ドラマ『イ・サン』のファンであれば、さらに深くイ・サンの本当の姿を知ることができ、
また、過去を振り返ることなく未来へと歩みを進めた「改革君主」としての一面や、
理と愛をもって民衆を導いた姿からは、優れたリーダーとしての在り方、前へ前へと生きることの意味など、
多くのことを学ぶことができるだろう。
●下巻は、奎章閣の官員が記録した正祖の語録を収録。
著者紹介
1961年韓国忠清南道道生まれ。崇実大学大学院史学科卒業、博士号取得。
現在、ハンガラム歴史文化研究所所長。韓国での著作に『党争から見た朝鮮の歴史』
『宋時烈と彼らの国』『丁若鏞とその兄弟1・2』『韓国史の謎1-3』 『世の中を変えた女性たち』など多数。
『朝鮮王毒殺事件1・2』は30万部以上を発行するなど、いずれもベスト・セラーとなっている。
訳者紹介
1970年韓国ソウル生まれ。一橋大学大学院法学研究科准教授。
専門は東アジア国際関係史だが、韓日英で暮らした経験をもとに、幅広く執筆。
日韓のポップカルチャーやサッカーにも詳しい。2004年より『ニューズウィーク日本版』にコラムを連載中。
最近の著書に『韓流と日流―文化から読み解く日韓新時代』(NHKブックス)など。
<詳しい内容>
朝鮮王朝第22代・正祖は、父の思悼世子が祖父の英祖によって米びつに閉じ込められて殺されるという
悲惨な事件を経て生まれた王である。
しかし、忌まわしい過去にひきずられることなく、常に未来に向かい、民衆のための政治をめざして抜本的政治改革を実施した。
先王・英祖の死と正祖の即位、外戚一族との戦い、生涯の敵である貞純王妃(英祖の正室)との確執、
忠臣ホン・グギョンの盛衰、実学者チョン・ヤギョンたちとの出会いなど、
正祖をとりまく人々の姿も生き生きと描かれる。
また、官僚の教育と育成、商業や流通、科学技術発展の推進、そして長年の夢であった華城築城と謎多き突然の死、
正祖亡き後の民衆たちの反乱までを詳細に追い、その高度な政治的手腕、高潔な生き様を浮き彫りにしている。
<下巻目次>
第十一章 文体反正
第十二章 蔡済恭と金縢之詞の秘密
第十三章 華城の夢
第十四章 未来への道
第十五章 王の家族
第十六章 哲人君主の一日
第十七章 伍晦筵教と疑惑の死
第十八章 反動
正祖語録/訳者あとがき/主要索引