「ティーンエイジ・ヒーローズ」のストーリー

シンシナティ公立高校はスポーツが盛ん。3年生のジャック(クリス・コンラッド)は、主将を努めるアイスホッケーをはじめ、野球にバスケ、ローラーブレードと万能選手で、常にリーダー的存在。ある日、ロサンゼルスから転校生のミッチェル(シェーン・マクダーモット)がやって来た。彼は地元でサーファーとしてならしたが、シンシナティには海はない! しかも川も湖も凍りつく真冬のこと、ミーハーな女の子人気は集めるものの、ウィンター・スポーツの全くできないミッチェルは、ジャックたちから反感を買ってしまう。以来、無視されたりイタズラされたりと散々な目に遇うが、平和主義者の彼は必死に耐える。だが、ミッチェルは季節を問わない最高のスポーツ、ローラーブレードを追い出し、一躍人気者となる。やがてミッチェルは、美しく聡明で、仲間外れにされた時も彼に好感を持ってくれた学園のアイドル、ニッキー(ブリトニー・パウエル)に恋をした。そんな二人の関係を快く思わないジャックは、スポーツで決着を着けようと宣戦布告。同じくニッキーに恋する私立高校のお坊っちゃまでミチェルの従兄弟のワイリー(セス・グリーン)も名乗りを挙げた。こうして3人の戦いが開始された。アイスホッケー、ローラーブレードなど、各種目で死力を尽くした熱戦が展開された末に、ミッチェルが優勝。見事ニッキーの心を射止め、共に汗を流したジャックとも本当の友達になれた。