「アナコンダ」のストーリー
伝説のインディオ、シリシャマ族を求めてアマゾンに来た若き文化人類学者ケイル(エリック・ストルツ)と、その恋人で女性記録映画作家のテリー(ジェニファー・ロペス)率いる撮影隊は、カメラマンのダニー(アイス・キューブ)、録音技師ゲアリー(オーウェン・ウィルソン)、彼の恋人でプロダクション・マネジャーのデニス(カリ・ウーラー)、リポーターのウエストリッジ(ジョナサン・ハイド)、そして現地人ガイドのマテオ(ヴィンセント・カステラノス)の7人編成。探索の途中、一行は蛇の密猟をしているという謎の男サローン(ジョン・ヴォイド)を助ける。シリシャマ族の見たという彼は、案内してもよいと言う。数日後、ケイルが猛毒の蜂の襲われ、意識不明の重体に。一刻の早く病院に連れていくため、船はサローンが近道だと言った支流入るが、行く手には人工の柵が阻んでいた。サローンはダイナマイトで柵を爆破するが、衝撃で燃料タンクの大半が川に没し、夥しい数の蛇が降り注いだ。ジャングルの知識に長けた彼は、次第にほかのクルーを制圧下に置く。彼の目的は全長14mにも達する幻のアナコンダの捕獲にあった。やがて、マテオがアナコンダの最初の犠牲者となった。その夜、サローンの仕掛けた罠にかかったアナコンダがついに姿を現した。怪物はゲアリーを餌食にすると悠々水中に姿を消した。身の危険を感じたテリーらは、サローンの隙を突いて縛りあげることに成功する。だが、それも束の間、滝の近くに差しかかったところで船が座礁。そこへアナコンダが再び出現し、ウェストリッジがアナコンダの犠牲となった。一方、デニスを殺して自由になったサローンはダニーも襲うが、意識を取り戻したケイルが発射した痲酔銃で水中に没した。帰路に製材所を発見したテリーたちは燃料を求めて上陸するが、そこにはサローンが待ち伏せていた。テリーとダニーを縛り上げた彼は、2人を餌にアナコンダをおびき寄せる。だが、怪物のパワーは想像以上で、サローンも食われてしまった。テリーとダニーは必死に逃げ、ついにアナコンダを煙突ごと爆破して倒した。一行は帰路、シリシャマ族と遭遇した。