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「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のストーリー
かつて有能な弁護士であったが今は流浪の生活を送っているロイヤル(ジーン・ハックマン)が、22年ぶりにテネンバウム家に戻ってくる。考古学者である妻のエセル(アンジェリカ・ヒューストン)は、会計士のヘンリー(ダニー・グローヴァー)に求婚されている。かつてビジネスの天才だった長男チャス(ベン・スティラー)、早熟の劇作家だった長女で養女のマーゴ(グウィネス・パルトロウ)、トップ・テニス選手だった次男のリッチー(ルーク・ウィルソン)はそれぞれ日陰の道を歩んでおり、リッチーはマーゴへの愛に苦しんでいた。そんな中、ロイヤルは自分があと6週間の命だとウソをつき、家族の関係を修復しようとする。しかしやがて仮病がバレて家を追い出され、エレベーター・ボーイとして就職。エセルとヘンリーは結婚。夫と離婚したマーゴは、久々に新しい戯曲を書く。マーゴに愛を告白してから彼女の過去を知り、自殺未遂したリッチーは、テニス教室を開いた。そしてロイヤルは、心臓マヒで死亡。その葬式にはテネンバウム家の面々がみんな出席するのだった。