「レッド・ドラゴン」のストーリー
殺人鬼ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)を命懸けで逮捕したものの、精根尽き果ててFBIを退職したウィル・グレアム(エドワード・ノートン)に、かつての上司ジャック・クロフォード(ハーヴェイ・カイテル)は、新たな連続殺人事件の捜査への協力を求める。懇願に負けて承諾したグレアムは、現場のアトランタへ飛ぶ。さらにボルティモア州立病院精神科へ飛び、事件についての意見を求めるためレクター博士と対面。レクターは犯人像と犠牲者選択のヒントを口にする。再びアトランタへ戻ったグレアムは、赤い竜という犯人のキーワードを発見。やがて殺人鬼の正体が、ホームビデオの製作やダビングを業とする会社に勤めるDことフランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)だと判明する。レクターと交信し、自ら神のように振る舞うダラハイドだったが、盲目の同僚の女性リーバ・マクレーン(エミリー・ワトソン)に愛を感じ、混乱が生じる。そしてダラハイドは、リーバの目の前でショットガンで自殺。だが死んだはずの彼が、グレアムの自宅に現れ、息子(タイラー・パトリック・ジョーンズ)を襲った。まもなく格闘の末、ダラハイドは銃弾に倒れるのだった。