「マルキ・ド・サドの調教哲学」のストーリー

ドリアン・サンタンジュ夫人(アントネッラ・サルーシ)は、無神論者の哲学者ドルマンセ侯爵(バレリオ・タンボーネ)と知り合い、男も女も平等に愛する快楽主義者の侯爵に惹かれる。夫人はある紳士から、戒律厳しい母親に育てられた18歳の処女ユージェニー(サラ・サルリーニ)に、性教育を施すことを依頼される。処女の調教と絶倫侯爵との情交、一度に二つの欲望が満たせることに悦びを隠せない夫人は、馬車で到着したユージェニーを邪まな微笑を浮かべて出迎える。続いてドルマンセも現れ、ユージェニーの最初の調教が始まった。彼女の緊張を言葉巧みに解きほぐしてゆく百戦錬磨の夫人と侯爵。左右から二人が迫り、服を剥ぎ、早くも股間をまさぐり、絶妙の愛撫を施すと、ユージェニーからは喜悦の声が漏れてゆく。休憩時間には、夫人と侯爵が無神論を説き、耳からもユージェニーを調教してゆく。「快楽は苦痛を通じて感じるもの。棘が落ちたらあとは薔薇だけが残る」という夫人の言葉が道標となり、調教は進んでゆく。