「ひぐらしのなく頃に」のストーリー

昭和58年5月20日。人里離れた鹿骨市雛見沢に東京から引っ越してきた前原圭一(前田公輝)は、全校生徒15人程の雛見沢分校に転入する。活発でクラス内のリーダーシップを取る園崎魅音(飛鳥凛)、女性らしい竜宮レナ(松山愛里)、神宮の巫女で神秘的な雰囲気の古手梨花(あいか)、いたずら好きでおませな北条沙都子(小野恵令奈)たちと仲良くなった圭一は、村の守り神であるオヤシロさまの伝説を知る。ある日、レナに連れられダム建設の跡地へと向かった圭一は、季節毎に村にやって来るカメラマン、富竹ジロウ(谷口賢志)と出会う。富竹は、4年前にダム工事の現場監督が殺された事件を圭一に話す。年に一度の古手神社の祭りの日。巫女の梨花が舞を踊る中、診療所で看護士をしている高野三四(川原亜矢子)と富竹が祭具殿に侵入する。恐る恐る後に続いた圭一は、村の伝承を調べているという三四から、毎年6月の同じ日に、1人が死に、1人が消えるという事件が4年前から起こっていることを聞く。しかもそれらの事件の被害者は沙都子と梨花の家族であった。翌日、圭一は興宮署の刑事・大石蔵人(杉本哲太)から、富竹の死亡と三四の行方が分からなくなっていることを聞かされる。さらに、かつてダム建設の反対運動を仕切っていたのは魅音の園崎家だったこと、レナがかつて傷害事件を起こしていたことを圭一は知る。彼女たちへの疑念を振り切れない圭一が、悪夢とも現実ともつかない出来事に巻き込まれる中、ベッドで目を覚ますと、部屋の隅に魅音とレナの血まみれの死体が転がっていた。大石が現場に着くと、圭一の姿はなく、部屋の鳩時計の裏から圭一が書いたメモを発見する。そこには、圭一が何者かから命を狙われていると記してあった。謎を抱えたまま大石が署に戻ると、圭一から電話がかかってきた。苦しそうな声で圭一は一言だけ発する。「オヤシロ…さまが…いる」と……。

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