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「男女逆転 吉原遊郭」のストーリー
明暦3年。吉原には、容姿端麗な若い男が、暇を持て余した婦人を接客する男遊郭が存在した。そんな男遊郭の1つ「菊下楼」のナンバー1花魁・鷹尾(柳下大)は奔放かつ妖艶であり、いわゆる粋な男だった。その上、プライドが高く金にもなびかない。しかし、何か暗い過去を隠しながら、吉原の街で暮らしている。菊下楼ナンバー2の薄雲(小谷嘉一)や、見習いの濃紫(永井朋弥)は、そんな鷹尾に対し嫉妬の炎を抱きながら、虎視眈々と彼のポジションを狙っていた。ある日、男に扮したお花(川原真琴)が菊下楼に現れ、男花魁となる。お花の目的は、兄の仇を討つことだった。そして、その仇というのは鷹尾だった。しかしお花は、仇である鷹尾と恋仲になる。