「ティンカー・ベル」のストーリー

ネバーランドにある妖精の谷、ピクシー・ホロウには様々な妖精たちが暮らしていた。ある日、メインランド(人間界)の赤子が初めて笑ったとき、その声がピクシー・ホロウまで辿り着き、また一人、可愛らしい女の子の妖精が誕生する。妖精たちはそれぞれ特別な才能を持っていて、その女の子はクラリオン女王(声:アンジェリカ・ヒューストン)に“もの作り”の才能が認められ、ティンカー(もの作り)の妖精“ティンカー・ベル”(メイ・ウィットマン)と名付けられた。そして彼女は、他の妖精たちが使う道具を作ったり修理する仕事を任せられるのだった。自然が季節ごとに美しく姿を変えるのは妖精たちの仕事。ティンカー・ベルは仲間たちがまもなくメインランドへ春を届けに行くことを知り、自分も便利な道具を作り一緒に行くことを楽しみにしていた。しかし、クラリオン女王から、もの作りの妖精はメインランドへ行くことができないと告げられる。落胆したティンカー・ベルは、自然を司る妖精シルバーミスト(ルーシー・リュー)やイリデッサ(レイヴン・シモーネ)、フォーン(アメリカ・フェレーラ)、ロゼッタ(クリスティン・チェノウェス)たちから仕事を教えてもらい、もの作りの才能を別の才能に取り替えようとするが、何をやっても失敗ばかり。さらには、走りアザミの大群が暴走、妖精たちが春の訪れのために準備していたものを全て壊して台無しにしてしまった。このままではメインランドに春を届けることができず、ショックを受けた妖精たちは立ち直ることもできない状態。そんな中、ティンカー・ベルは、春を運ぶための道具を作ることを思いつく。しかし、残された時間はあとわずか。ティンカー・ベルがこれまで受け入れることができなかった自分の才能を信じたとき、ピクシー・ホロウに奇跡が起きようとしていた……。

今日は映画何の日?

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